RR COFFEE

CASE STUDY

プラスシッピングを使うようになってから月に約200分の時間削減ができたと試算しています

事業内容

「飲めばシアワセ、よみがえる」体験をお届けするため、キッチンカーとECサイトでまごころ込めたコーヒーを販売している。

会社概要および商品について教えてください

RR COFFEEはサントリーホールディングスが運営しているブランドです。

RR COFFEEでは、「Restore」(失ったものを取り戻す)という観点から、人と人とのつながりをコーヒーを通じて取り戻すということをコンセプトとしています。コロナ禍で生まれたブランドで、当時は人と人とのつながりであったり、人間的な喜びというものも失われている状況でした。その中で私たちはキッチンカーを実際に出店し、オフラインとオンラインのハイブリッドで、コーヒーを通じて人間の輝きを取り戻したいという想いで活動を続けています。

Shopifyを選んだ理由を教えてください

3つ理由があります。コスト面とカスタマイズ性と、一括で管理できる機能ですね。

コスト面では、Shopifyを使うことで、フルスクラッチでECサイトを立ち上げるよりもコストを大幅に抑えられているというところがあります。カスタマイズ性に関しても、フロントエンドの箇所は自由にデザインできますし、アプリを使うことで様々なやりたいことが可能になるという点が選んだ理由です。もう一点の管理できるという点に関しては、フルフィルメントや倉庫などはサントリーの各ブランドで持つのではなく、ひとつにまとめたいという考えがあり、そういった点での管理のしやすさで導入を決めました。

プラスシッピングをインストールした理由を教えてください

私たちのECサイトはオンラインの売上的には小規模なので、倉庫を使うような大規模な物流は行わずに、元々は自分たちでコーヒー豆を挽いて、袋詰めして、Webゆうパックプリントで送り状を作成して、郵便ポストに投函するという形を取っていました。しかし、郵便ポストひとつに対して30個くらいしか荷物が入らなかったり、配送作業全般にとても時間がかかっているというところを課題として持っていました。

そういった中、今年の3月に4つの郵便ポストをはしごして発送しなければならなかったという事が起こり、今の体制をなんとかしないといスケールが厳しいというタイミング、プラスシッピングを見つけて導入に至りました。導入したらスムーズに郵便局の職員さんが来てくれるようになったので奇跡かと思いましたね。プラスシッピングは本当にありがたいサービスで、我々は「物流革命」とも呼んでいます。

プラスシッピングをインストールして配送業務を効率化できましたか?

プラスシッピングを使うようになってから月に約200分の時間削減ができたと試算しています。例えばシステムのタップ数では10回は減っています。送り状作成も以前は5分から10分かかっていたのが、プラスシッピングを導入後は約2分でできるようになりましたし、切手を貼る必要もなくなったのでそこも時間削減できています。

また、今まではポストに投函するためにポストが1か所だったら片道7分の移動をしていたのですが、集荷場所までは約3分で行けるので、移動時間も圧倒的に短くなりました。プラスシッピングのおかげで大幅な配送業務の効率化を実現しています。

プラスシッピングの使い心地はいかがですか?

プラスシッピングを導入する前は、Shopifyの管理画面からJapan Order CSVを使ってCSVファイルを出力して、Webゆうパックプリントのサイトに行き、またShopifyの管理画面に戻るなどと、色々な画面に移動しなければならなく、誰が操作しても簡単でシンプルになる方が良いよねという話は前々からしていました。プラスシッピングを導入して、送り状を発行するまでの流れがすごく簡単になって、ありがたいなと思っています。

プラスシッピングの機能で最も好きなものはなんですか?

特定の機能だと、プリセット機能が好きですよね。この機能に関しては、事業者側のことをよくわかっているなと感じる便利な機能だと思います。

また、地味ではありますが、送り状の印刷開始位置を選べるのも非常に助かっています。他のシステムを使っていると、よく送り状台紙が余ってしまっていて、エコでないなと思っていました。プラスシッピングではそういった点も考えられているので大好きです。

今後の展望を教えてください

現在、地域住民の繋がりや賑わいを活性化させたい自治体と連携して、キッチンカーのトライアル出店などを行なっています。今後もつながりが希薄・分断している地域への出店など、「人と人のつながり」づくりを軸に活動を広げていけたらと考えています。

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