TAKIDA PEARL

CASE STUDY

例えお手持ちの配送料が安くても、この利便性で絶対にペイできます。

事業内容

1981年の創業以来、伊勢志摩のあこや真珠の卸売と小売を営んでいる。

会社概要および商品について教えてください

あこや真珠の卸売をしている会社で、近年は小売事業も行っております。小売事業では既製品ではなく、自分で真珠と金具部分を選んで作るオーダーメイド製品を販売しています。

ECサイトをオープンした理由を教えてください

元々僕たちはFAXを使う昔ながらの卸取引を行っていました。そこからB2C向けのサイトをオープンする必要があると思ったのには、あこや真珠の価格高騰と関係があります。近年、中国の影響であこや真珠の価格が4倍になって、ほとんどの真珠が中国に流れているんです。ただ、僕は日本のお客様との付き合いがなかったらこの状況が終わったときに揺り戻しが来るだろうなと思っているんです。そういった理由でB2C向けの事業も育てていこうと思いECサイトをはじめました。

Shopifyを選んだ理由を教えてください

Shopifyを選んだ理由は、以前から海外のお客様からも「売ってくれ」と言われていたので、国内外に強いカートシステムが良いなと思って選びました。日本国内のカートシステムよりも全世界を相手にしているサービスの方が多機能で、今後も進化していくだろうという見込みもありました。また、ショップの構築はR6BさんというShopify Plus パートナーに依頼させていただいたのですが、彼らにお願いする前に実際に自分でちゃんと使えるのかも触ってみて使用感の良さも確認していました。

プラスシッピングをインストールした理由を教えてください

商品がオーダーメイドのため配送を倉庫に任せられないので、商品の配送は自分たちで行っています。また、僕たちは送り状をオーダーメイドの指示書として使っていて、それをスタッフさんに共有して、その送り状をもとにジュエリーを作って発送しています。ところが、この送り状と注文情報を共有する作業にすごく手間がかかっていて、どうにかして効率化してミスをなくしたいと考えていました。元々はヤマト運輸のB2クラウドを使っていたのですが、ソフトウェア上でCSVファイルに関するエラーが頻発していて、いちいち書き直して修正してということをやっており、本当に大変だったのです。

そうした中、良い解決策はないかと色々と探していて、プラスシッピングについても昔から良さそうだとは思っていたのですが、ヤマト運輸に対応していなかったのでインストールはしていなかったんですよね。ずっと様子を見ていて、今年の3月末にヤマト運輸に対応したので導入を決定しました。

プラスシッピングをインストールして配送業務を効率化できましたか?

本当に効率化できました。僕たちみたいに小さい会社や業態だと、時間をどこに配分するかがすごく大事なんです。物流や発送はなくてはならない大事なものですが、CSVファイルとの格闘はなくてよいものだと思うんですよ。なので、それを減らせるということは、例えお手持ちの配送料がプラスシッピングと比較して幾分か安くても、この利便性で絶対にペイできます。作業の効率性や正確性も上がりますしね。

誰かに商品発送を指示するとして、その人が配送業務ばかりやっているとしたら、その業務の時間は絶対に短い方がいいじゃないですか。そうすると、その分の人件費も戻ってくるし、その時間を使って顧客対応だったり、商品をブラッシュアップしたり、広告を打つとか色々なことができると思うんですよね。なので、配送業務を改善して、時間を劇的に減らせるというのは素晴らしい価値だと思うんですよ。もう本当にCSVの書き換えが大変すぎてCSVとの格闘で人生が終わるのかって思っていましたね。

今後の展望を教えてください

展望と言うほどのものではありませんが、お客様が「きれいな真珠だね」と感じて、ずっと長く使っていただけるように努力をしていきたいです。

真珠というのは、ギラギラしすぎないソフトな光沢の中に虹色が見え、とても綺麗なんですよね。真珠ならではの美しさをより多くのお客様に伝えて行ければと思います。

profile

  • 企業名
    TAKIDA PEARL
  • 事業
    ジュエリー・アクセサリー
  • サイト
    https://takida.biz/

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