All in gift は、Shopifyストア向けに提供されている国内特化型のギフトアプリです。eギフト機能をはじめ、熨斗(のし)・ラッピング・複数配送先指定・配送日時指定など、日本のECサイトで求められるギフト機能をまとめて導入できます。
食品やアパレル、コスメ、雑貨など幅広い業種と相性が良く、ギフト需要を取り込みながら売り上げ拡大や顧客体験向上を目指せる点が特徴です。
本記事では、All in giftの主な機能や料金プラン、設定方法、利用時の注意点まで分かりやすく解説します。
目次
All in giftとは

「All in gift」は、ECサイト構築プラットフォームであるShopify向けの国内ギフトアプリです。Shopifyから「Shopify Plus Partners」として公式に認定されており、国内トップクラスのインストール数を誇る実績を持っています。食品やアパレル、雑貨等のギフトで販路を拡大したいストアに非常におすすめのアプリです。
このアプリの最大の特徴は、操作方法の異なる複数のアプリをいくつも導入することなく、これ一つで日本のECサイトに求められるさまざまなギフト対応を一括で網羅できる点にあります。他社アプリとの大きな違いとして、ユーザーが便利に利用できるさまざまな機能が充実しているため、ギフトを通じて販路を拡大し、売り上げ向上を行いたいストアにピッタリのシステムとなっています。
事業者にとっては、ギフトの購入から受け取りページまで自社ブランドの世界観を統一して提供できるだけでなく、「住所は知らないけれど気軽にプレゼントを贈りたい」という現代のSNS世代のニーズをはじめとする多様なギフト需要を逃さず取り込むことができるため、ストアの顧客体験の向上とさらなる売り上げ拡大を同時に実現できます。
All in giftの機能
All in giftの主な機能について紹介します。
住所不要で手軽に贈れる「eギフト機能」
贈り先相手の現住所が不明なケースでも、LINEや各種SNSのダイレクトメッセージなどを通じて、商品の受け取り用URLを簡単に送付できるシステムです。
URLを受け取った側が、自ら配送先の住所や希望する到着日時を指定する仕組みになっているため、贈る側にとっても受け取る側にとっても手間がかからず非常に便利です。
自由度の高い「のし・ラッピング等のオプション設定」
日本の贈答文化には欠かせない熨斗(のし)の添付やラッピング、オリジナルメッセージカード、手提げ袋の同梱(どうこん)といった各種オプションの受付に対応しています。
これらの設定は商品ごとに個別に有効・無効を切り替えることができるため、一部の特定商品だけをラッピング対象にしたいといったストア側の運用事情にも柔軟に寄り添います。
効率的な配送を実現する「マルチシップ(複数配送先指定)機能」
お中元やお歳暮、内祝いといった、1度の注文で何人もの相手にギフトを届けたい場合に大いに役立つ機能です。購入手続きの際、各商品のページで必要な個数を選ぶと、その数量に合わせて個別の配送先を設定きます。
通常の住所指定発送はもちろんのこと、SNSなどを経由したギフト送信時にもこの複数配送をそのまま利用可能です。
スムーズな受け取りを可能にする「お届け日時の指定機能」
通常の配送方法を選ぶ場合はもちろんのこと、URLを介したSNSギフトのやり取りであっても、お届け希望日を設定できます。
こちらの機能も商品ごとに個別のON・OFF切り替えが可能なため、仕入れ状況や賞味期限の都合などにより、一部の特定商品だけ日時指定を受け付けたくない場合でも安心して導入できます。
ミスマッチを防ぐ「バリエーションギフト機能」
特にアパレル製品などを取り扱うストアに最適な機能で、ギフトを受け取る側が、あらかじめ設定されたサイズやカラーといった商品のバリエーションを自ら選択できます。
これにより、贈る側が相手の服のサイズや好みの色を間違えてしまうといったトラブルを防ぎ、双方にとって安心感のあるギフト体験を提供できます。
用途の幅を広げる「カタログギフト機能」
結婚式の引き出物や内祝いをはじめ、相手の具体的な好みが分からなくて品選びに迷ってしまう場合など、あらゆるシーンで重宝する機能です。
これを取り入れることで、従来の単品を贈る形にとどまらない、より多彩で柔軟なギフトの提案ができるようになり、ストアがカバーできるお祝い事の幅が大きく広がります。
ブランドの信頼性を高める「自社ドメインの適用」
ギフトの受け取り用URLのドメイン部分を、事業者が運営している固有のドメインへと変更できます。
これにより、お客様がギフトを購入する瞬間から相手がそれを受け取る瞬間まで、途切れることのない一貫したブランド体験を提供することが可能となり、将来的なリピート利用を促す効果が期待できます。
次の購入へつなげる「受け取りページの独自カスタマイズ」
ギフトの受取人がアクセスする専用ページや、手続き完了後のサンクスページを、自社ストアのデザインに合わせて細かく編集できます。
ショップのロゴ配置、全体のカラーやボタン色の調整、注意事項の記載だけでなく、関連するおすすめ商品の掲載なども行えるため、ギフトを受け取った方を新たな顧客として自社サイトへ呼び込む導線を作れます。
All in giftの料金
次にAll in giftの料金体系を紹介します。
基本的なギフト対応ができる「通常ギフトプラン」
月額9.9ドル、販売手数料0円で利用できるエントリー向けのプランです。
日本のECサイトで基本となる熨斗やラッピング等の設定に加え、外部の配送システムとの連携に対応しています。
ただし、配送日時の指定やマルチシッピング(複数配送先指定)といった高度な配送管理機能は含まれていません。
手軽にSNSギフトを始められる「eギフトプラン」
月額9.9ドルに加えて3%の販売手数料で、住所を知らない相手にも贈れる機能を導入できるプランです。
熨斗やラッピング、配送システム連携に加え、配送日時の指定、受け取る側がサイズ等を選べるバリエーション機能が使えます。
さらに、受け取りページのカスタマイズやデジタルメッセージカード、カタログギフト機能など、eギフトに関する主要な機能が網羅されています。
複数配送で大口注文に応える「通常ギフト PROプラン」
月額49ドルで利用できる、通常配送向けの最上位プランです。
通常の「通常ギフトプラン」で使える熨斗・ラッピング設定や配送システム連携に加え、お客様からの要望が多い配送日時の指定に対応します。
さらに、お中元や内祝いなどで役立つマルチシッピング(複数配送先指定)も利用可能になるため、大口のギフト需要を取り込みたいストアに適しています。
全ての機能を網羅した最高位の「eギフト PROプラン」
月額49ドルに加えて3%の販売手数料で、このアプリが持つ全てのギフト機能を開放できるプランです。
のし・ラッピング設定、配送システム連携、日時指定はもちろんのこと、バリエーション機能やカタログギフト、受け取りページのカスタマイズといった充実のeギフト機能を備えています。
さらに、複数の相手へ同時に贈れるマルチシッピング(複数配送先指定)にも対応しており、あらゆるギフトシーンに完璧に応えることができます。
All in giftの設定方法・使い方
アプリのインストール
まずは、Shopify App Storeから All in giftをインストールします。
インストール後は、Shopify管理画面の「アプリ」一覧にAll in giftが追加されます。
ギフト設定を行う方法

アプリのインストール後は、ギフト設定を有効化します。
Shopify管理画面から「アプリ > All in gift」を開き、サイドバーの「ギフト設定」へ進んでください。
ここでは、次のような機能を有効化できます。
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通常ギフト設定
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eギフト設定
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熨斗(のし)設定
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ラッピング設定
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メッセージカード設定
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手提げ袋設定
例えば、通常ギフトを利用する場合は、「通常ギフト設定」にチェックを入れることで機能が有効になります。また、特定商品のみにギフト機能を適用することも可能です。
熨斗設定を利用する場合は、「内のし」「外のし」の設定や、表書き、名入れ設定なども行えます。ギフト用途に応じて細かくカスタマイズできるため、フォーマルギフトにも対応しやすい点が特徴です。
設定内容を変更した後は、画面下部の「保存」を忘れずにクリックしましょう。
ストアへギフト機能を表示する方法

ギフト設定が完了したら、次はストアフロントへギフト機能を表示します。
Shopify管理画面から「オンラインストア > テーマ > テーマを編集する」を開き、まず「埋め込みアプリ」でAll in giftを有効化してください。
その後、商品ページテンプレートへ移動し、商品情報セクション内にAll in giftのアプリブロックを追加します。
一般的には、購入ボタン付近へ「ギフトボタン」を設置するケースが多く、ユーザーが自然にギフト設定へ進める導線を作れます。
なお、OS2.0非対応テーマを利用している場合は、手動でコード追加が必要になる場合があります。
ギフト設定内容を確認する方法

ストア側へ表示できたら、最後に購入フローをテストします。、実際にテスト注文を行い、ギフト設定がチェックアウトまで正常に反映されるか確認しておきましょう。
商品ページで「ギフト配送を希望する」にチェックを入れると、熨斗・ラッピング・メッセージカードなどの選択画面が表示されます。
例えば熨斗設定では、熨斗紙の種類や表書き、名入れ内容などを選択可能です。保存後は、設定内容が商品ページやカート画面へ反映されます。
また、ラッピングや手提げ袋を設定している場合も、同様にオプションとして表示されます。
特にeギフト機能を利用する場合は、SNS経由でギフトを送る導線や、受取側の入力フローも併せて確認しておくことが重要です。
よくある質問
最後に、All in giftに関するよくある質問とその回答を紹介します。
All in giftは海外配送や英語表示に対応していますか?
All in giftは、基本的に国内向けのギフトアプリとして提供されており、英語表示や海外向けeギフトには対応していません。
例えば、eギフト機能では、受け取りページの住所入力が日本国内専用となっており、海外住所は入力できません。また、アプリウィジェットや受け取りページ内のテキストも日本語のみ対応で、翻訳アプリには非対応です。
一方、通常ギフトについては、チェックアウト処理自体はShopifyの通常購入フローを利用するため、ストア側で海外配送設定を行っている場合は、通常配送として利用できるケースがあります。
All in giftはスマートフォンでも問題なく利用できますか?
商品ページ上のギフト選択UIやeギフト受取ページはスマートフォン利用を前提として設計されています。特にLINEやSNS経由でギフトURLを送るケースでは、モバイル環境での利用が中心になります。
All in giftは他のShopifyアプリと併用できますか?
多くのShopifyアプリと併用可能ですが、カート機能やチェックアウト機能を大きく変更するアプリとは表示競合が起きる場合があります。特にカートカスタマイズ系アプリを利用している場合は、事前に動作確認を行うことがおすすめです。
All in giftをアンインストールすると設定内容は削除されますか?
アプリを削除すると、一部の設定情報や表示内容が無効になる場合があります。再インストール時に設定が引き継がれないケースもあるため、運用中のストアでは事前に設定内容を控えておくと安心です。
All in giftはどのようなストアに向いていますか?
食品・スイーツ・アパレル・コスメ・雑貨など、ギフト需要が高い商材との相性が特に良いアプリです。お中元・お歳暮・母の日・誕生日ギフトなど、シーズナル需要を強化したいストアにも適しています。