お米30kgを安く送る方法とは?ヤマト・佐川・日本郵便を徹底比較

物流・配送

2025-09-05 15:26:25

30kgのお米を送るとなると、重量制限やサイズ制限により送料が高くなりやすく、配送業者の選び方が特に重要になります。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便といった主要3社では、30kgクラスのお米は通常の宅配便ではなく大口向けサービスや特別便の扱いになることも多く、料金や配達日数に差が出ます。

本記事では、30kgのお米を送る際の送料を徹底比較し、さらにコストを抑えるための工夫や便利なサービスを紹介します。贈答用や農家からの直送、フリマアプリでの取引など、さまざまな場面で活用できる実用的な情報をまとめています。

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お米30kgの送料の比較表

お米30kgが届くまでの日数

お米30kgを安く送る方法

お米の配送に関するQ&A

 

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お米30kgの送料の比較表 

 

重さ上限

東京→東京

東京→大阪

北海道→沖縄

ヤマト運輸

30kg

3,060円

3,730円

9,080円

佐川急便

30kg

2,440円

2,570円

14,740円

日本郵便

30kg

2,330円

2,500円

3,240円

福山通運

30kg

1,810円

2,460円

3,470円+別途

※ヤマト運輸は180サイズ
※佐川急便、福山通運は160サイズ
※日本郵便は重量ゆうパックの120サイズ(基本運賃+560円)

ヤマト運輸

30kgのお米をヤマト運輸の宅急便で送る場合は、180サイズ(縦・横・高さの合計180cm以内・重さ30kgまで)で発送できます。

送料は3,060円から9,080円の範囲で、発着エリアによって異なります。例えば東京から東京へは3,060円、東京から大阪へは3,730円、北海道から沖縄への配送は9,080円です。

佐川急便

佐川急便で30kgのお米を送る場合は、160サイズ(3辺合計160cm以内・重量30kg以内)で発送できます。

送料は発着エリアによって2,440円〜14,740円の範囲で変動し、東京から東京へは2,440円、東京から大阪へは2,570円、北海道から沖縄へは14,740円です。

日本郵便

日本郵便の通常のゆうパックは、重さ25kgまでの荷物が対象です。25kgを超える場合は重量ゆうパックを利用します。重量ゆうパックの料金は、基本のゆうパック運賃に+560円を加算した金額です。

お米30kgの袋は120サイズの段ボールに収まることが多いです。送料は2,330円〜3,240円で、例えば、東京から東京など同一都道府県内で送るのであれば2,330円(1,770円+560円)、東京から大阪は2,500円(1,940円+560円)、北海道から沖縄だと3,240円(2,680円+560円)です。

福山通運

福山通運でお米30kgを送る場合は、フクツー宅配便160サイズ(3辺合計160cm以下・重さ30kg以下)が利用できます。

送料は1,810円からで、同一都府県内なら1,810円、東京から大阪へは2,460円です。沖縄や離島へは追加料金が発生するため、詳細は営業所への確認が必要です。

西濃運輸

西濃運輸では、最大サイズであるLサイズでも重量上限は20kgです。そのため、お米30kgを1袋のまま送ることはできません。

お米30kgが届くまでの日数

お届け日数は発着エリアや発送時間によって異なりますが、各配送業者のお届け日数の目安は次のとおりです。ただし交通事情や天候によって遅れることもあります。

 

東京→本州・四国

東京→北海道・九州

東京→沖縄

ヤマト運輸

1〜2日

2〜3日

2〜5日

佐川急便

1〜2日

2〜3日

3〜5日

日本郵便

2〜3日

3〜4日

4〜6日

ヤマト運輸

ヤマト運輸で東京から発送する場合の、お届け目安は次のとおりです。

  • 本州・四国:1〜2日
  • 北海道・九州:2〜3日
  • 沖縄・離島:2〜5日

また、受付窓口ごとに発送の締切時間は異なります。さらに、航空輸送区間(特に沖縄と本州を結ぶ区間など)では、航空機で輸送できない荷物は陸路や船便に切り替えられることがあります。その場合、最大で1週間程度お届けが遅れる可能性があります。

佐川急便

佐川急便で東京から発送した場合のお届け目安は次のとおりです。

  • 本州・四国:1〜2日
  • 北海道・九州:2〜3日
  • 沖縄・離島:3〜5日

なお、沖縄など遠方への配送には「飛脚航空便」を利用する方法もあります。午前中に発送した荷物を当日の最終フライトに載せ、翌日の午前中までに届けられるため、スピード重視の配送に便利です。

日本郵便

日本郵便で東京から発送する場合のお届け目安は次のとおりです。通常のゆうパックの日数+1日程度が目安です。

  • 本州・四国:2〜3日
  • 北海道・九州:3〜4日
  • 沖縄・離島:4~6日

なお、東京都および大阪府の一部地域では、午前中に差し出した荷物を当日中に配達できる「当日配達ゆうパック」が利用可能です。ただし、このサービスは25kg以下の荷物が対象 のため、30kgのお米には利用できません。

福山通運

福山通運では、公式サイト上に発着エリアごとの所要日数を検索する機能は用意されていません。

配送にかかる日数を確認したい場合は、営業所や取扱店に直接問い合わせる必要があります。

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お米 30kgを安く送る方法

お米30kgをできるだけ安く送るためのポイントをご紹介します。

梱包(こんぽう)を小さくする

荷物は3辺(縦・横・高さ)の合計サイズが小さいほど、送料を安く抑えることができます。

お米は30kg袋で販売されることが多いですが、多くの配送業者は「サイズ(3辺合計)」と「重量」の両方で料金を決定します。そのため、サイズ的には120サイズに収まっていても、重量が基準を超えてしまうと160サイズや180サイズの料金が適用される場合があります。段ボールの大きさだけで判断せず、必ず重量制限を確認することが大切です。

また、米袋のままでは発送を受け付けない配送業者がほとんどです。輸送中に破損する恐れがあるため、必ず段ボールなどに入れてしっかりと梱包(こんぽう)しましょう。

複数袋まとめて送る

30kgのお米を複数の袋に分けて送る場合は、個別に発送するよりもまとめて梱包(こんぽう)する方が送料を節約できます。3袋(10kg×3)を1箱にまとめれば、1kg当たりのコストを下げられます。

例えば、ヤマト運輸で東京から東京へ送る場合、10kg3袋それぞれ発送すると4,590円(100サイズ1,530円×3個)かかりますが、30kgを1箱にまとめれば3,060円(180サイズ)で済み、1,530円節約できます。

持ち込み割引を利用する

各配送業者には持ち込み割引があり、自分で営業所や窓口、コンビニなどへ荷物を持ち込むと送料が割引されます。

各配送業者の割引料金は次のとおりです。

  • ヤマト運輸:1個当たり100円(営業所・コンビニ・取扱店への直接持ち込み)
  • 佐川急便:1個当たり100円(営業所・サービスセンター・取次店等への直接持ち込み)
  • 日本郵便:1個当たり120円(ゆうパックの場合。郵便局・取扱所・コンビニへの持ち込み)
  • 西濃運輸:1個当たり110円(営業所への持ち込み)
  • 福山通運:1個当たり200円(営業所への持ち込み)、1個当たり400円(止め置き利用)

会員になる

配送業者によっては、会員向けの割引サービスが用意されています。

ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」に登録すると、持ち込み割引は150円(通常100円)となります。さらに、ヤマト運輸のオリジナル電子マネーを利用すると、「クロネコメンバー割」が適用されます。割引額はクロネコメンバー割(1回当たりのチャージ可能金額が3,000〜29,000円)なら10%引き、クロネコメンバー割BIG(1回当たりのチャージ可能金額が50,000〜100,000円)なら15%引きです。

日本郵便には「ゆうパックスマホ割」というサービスがあります。郵便局公式アプリをダウンロードし、アプリからクレジットカードで決済すると、ゆうパックの基本運賃が180円割引になります。さらに、郵便局で受け取る場合は「郵便局受取割引」で100円引き、加えて、前月までの過去1年間に10個以上発送していれば「継続利用割引」として割引後の運賃からさらに10%引きが適用されます。

フリマアプリの配送を利用する

お米30kgを安く送る方法の一つに、メルカリ便やラクマ便といったフリマアプリの配送サービスを利用する方法があります。

例えばメルカリの「らくらくメルカリ便(宅急便)」なら、全国一律で2,100円(180サイズ)または2,500円(200サイズ)で発送可能です。

ラクマの「かんたんラクマパック」では、全国一律でヤマト運輸なら2,800円(180サイズ)または3,350円(200サイズ)で送れます。販売を目的とする場合、コストを抑えられる有力な手段といえるでしょう。

一方で、メルカリは最低出品価格が300円、ラクマの「かんたんラクマパック」を利用する場合は商品価格が1,610円以上である必要があります。そのため、家族や友人に一方的に送る用途には向いておらず、その場合は事前に価格や支払い方法を相談しておく必要があります。

通販サイトで購入して直接配送する

家族や友人にお米を送りたい場合は、通販サイトで購入し、配送先に相手の名前と住所を指定すれば簡単に届けられます。

楽天やAmazonには送料無料の商品も多く、送料を気にせず利用できる点がメリットです。

商品価格がやや高めでも、送料がかからない分、総額を安く抑えられます。

法人契約・特約運賃契約を利用する

各配送業者には法人向けの契約があり、発送数や取引条件に応じて運賃が変動します。

特に事業者が大量に荷物を発送する場合は、配送業者と交渉することで割引運賃が適用され、これを「特約運賃契約」と呼びます。EC事業者や通販会社、メーカー、小売業者など、多くの企業が利用している制度です。

法人契約・特約運賃契約の詳細については、各配送業者にお問い合わせください。

追加料金なしで翌日配達する

お米30kgを送る場合、速達サービスを利用しなくても多くの地域で翌日配達が可能です。都市圏間(例:東京⇔大阪)であれば、交通事情や天候に問題がなければ翌日の午前中に届くこともあります。

ヤマト運輸では午前中までに持ち込みや集荷依頼をすれば当日中に発送され、翌日午前中に配達される可能性が高まります。日本郵便のゆうパックも、午前(おおむね12時まで)や午後(おおむね17時まで)に窓口へ差し出せば、翌日の午前中に届くケースが多く見られます。主要都市間であれば、追加料金なしで「翌日午前着指定」が可能なため、スピードとコストを両立できます。

一方、福山通運は個人利用では集荷・配送の頻度が少なく、到着までに翌々日以降かかることが一般的です。

お米の配送に関するQ&A

最後に、お米の配送に関するよくある質問とその回答を紹介します。

お米の​​梱包(こんぽう)はどうしたら良いですか?

お米を発送する際は、必ず段ボールに入れ、底抜けしないように注意しましょう。重量があるため、底面は頑丈なガムテープでしっかり補強することが大切です。

さらに、汚れやカビ、害虫から守るために米袋をビニール袋で包み、その上で段ボールも密閉すると安心です。二重に保護することで、輸送中のトラブルや異物混入を防げます。

お米は冷蔵便で送るべき?

4月〜10月の暖かい時期や玄米などを発送する場合は、冷蔵便の利用をおすすめします。

お米は25℃を超える環境で虫が発生しやすく、輸送中も高温多湿になりやすいため、トラブル防止に効果的です。

ただし、冷蔵便を利用する際は通常送料に加えて追加料金が発生する点に注意が必要です。

  • ヤマト運輸(クール宅急便):運賃+440円(税込)
  • 佐川急便(飛脚クール便):運賃+440円(税込)
  • 日本郵便(チルドゆうパック):運賃+675円(税込)

※100サイズの場合

お米用の段ボールはどこで購入できますか?

お米用の段ボールは、配送業者の営業所やインターネットで購入できます。

例えば、ヤマト運輸では30kgのお米袋が入る箱「クロネコボックス14(内寸縦39cm・横59cm・高さ38cm)」を販売しており、価格は370円(税込)です。

まとまった数を購入する場合はインターネットがお得で、購入枚数が多いほど単価が安くなり、お米専用段ボールも選べます。例えば、40枚なら1枚当たり約312円、120枚なら1枚当たり302円で入手可能です。

30kgのお米を集荷してもらえますか?

30kgのお米であれば、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など、主要な配送業者で集荷が可能です。

電話やインターネットから簡単に集荷を申し込めます。

 

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