Shopifyテスト注文のやり方|クレカ使用やキャンセル処理は?

Shopifyガイド

2025-07-30 10:21:37

Shopifyストアを立ち上げる際や、既存ストアに大きな設定変更を加える際に欠かせないものが「テスト注文」です。これは、実際に金銭のやり取りをせずに、購入者の視点から商品選択や、支払い、購入完了までの一連のプロセスをストアオーナー自身で検証することを指します。さらに、必要に応じて実際のクレジットカードを使った注文・返金のテストも行えます。

テスト注文を活用すれば、購入フローに不具合がないか、設定が正しく反映されているかを事前に確認でき、ユーザーにとって信頼性の高いショッピング体験を提供できます。

本記事では、テスト注文の具体的な手順や活用のメリット、そして注文ができない場合に考えられる原因まで、分かりやすく解説します。

目次

Shopifyにおけるテスト注文とは

Shopifyでテスト注文のやり方

Shopifyでテスト注文を行うメリット

Shopify テスト注文ができないときの原因

Shopifyでテスト注文をするときの注意点

Shopifyテスト注文に関するQ&A

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Shopifyにおけるテスト注文とは

Shopifyにおけるテスト注文とは、実際の決済を行うことなく、商品購入から注文完了までの一連の流れを再現し、システムや設定内容を検証することを指します。送料や税金、割引などが正しく適用されているか、購入者にとって円滑かつ適切な購買体験が提供されているかを事前に確認する目的で使用されます。

テスト注文のプロセスでは、注文後の在庫更新や、注文確認メールの送信、管理画面での注文情報の反映状況など、実運用と同様の挙動を詳細に確認できます。これにより、金額計算や決済処理の誤り、通知不備など、顧客満足度に影響を及ぼす可能性のある問題を未然に防げます。

Shopifyでテスト注文のやり方

Shopifyでテスト注文を行う方法は次の四つです。

  • Shopifyペイメントのテストモードを利用する
  • Bogusゲートウェイを利用する
  • ディスカウント機能を利用する
  • 実際に注文してキャンセル・返金する

これらの方法について、詳しい手順を解説します。

Shopifyペイメントのテストモードを利用する

Shopifyペイメントを導入している場合、テストモードを有効にすることで、実際の支払いを伴わずに注文処理の一連の流れを安全かつ正確に再現できます。

ただし、Shopifyペイメントを活用したテスト注文は、Shopifyの有料プランを契約しているストアでのみ利用可能です。無料プランや開発中のストアでは利用できません。

開発中のストア環境でテスト注文を行いたい場合は、後述する「Bogus(ボーガス)ゲートウェイ」を使用したテスト注文を行ってください。

手順は次のとおりです。

ステップ①Shopifyペイメントのテストモードを有効化する

Shopifyペイメントの設定画面

Shopifyペイメントのテストモードを有効にするには、まずShopifyの管理画面にログインし、「設定」から「決済」を選択します。

次に、「Shopifyペイメント」の項目内にある「管理する」をクリックし、「テストモードを使用する」にチェックを入れた上で、「保存」をクリックしてください。

ステップ②テスト注文を行う

テストモードが有効になったら、実際のストアと同様の手順でテスト注文を行います。商品をカートに追加してチェックアウトへ進み、支払い情報の入力画面で、Shopifyが提供するテスト用クレジットカード情報を使用することで、実際の決済を行わずに注文を完了できます。

テスト注文では、「成功する取引」と「失敗する取引」の両方のシミュレーションが可能です。実行したいテスト注文に応じて、入力内容が異なります。

「成功する取引」を行いたい場合は、次のクレジットカード情報を入力します。

  • カード名:少なくとも単語を2つ入力
  • 有効期限:将来の日付を入力
  • セキュリティコード:
    • 任意の4桁(American Expressをテストする場合)
    • 任意の3桁(その他のカードをテストする場合)
  • カード番号:次のいずれかの番号を使用
    カードタイプ テストカード番号
    Visa 4242424242424242
    Mastercard 5555555555554444
    American Express  378282246310005
    JCB 3566002020360505

「失敗する取引」を想定したテスト注文を行う場合は、取引タイプに応じて次の情報を入力します。

失敗した取引のタイプ テストカード番号
ジェネリックカードの拒否 4000000000000002
残高不足 4000000000009995
紛失カード 4000000000009987
盗難カード 4000000000009979
期限切れのカード 4000000000000069
CVC不一致 4000000000000127
処理エラー 4000000000000119
間違っている番号 4242424242424241
異議申し立て取引(チャージバック) 4000000000000259
有効期限月が無効 13などの無効な有効期限月を入力
無効な有効期限の年 2000などの過去の年を入力
無効なセキュリティコード 任意の2桁の数字を入力

 

ステップ③注文内容の確認・フルフィルメントを行う

「成功する取引」のテスト注文を行うと、自動的に注文確認メールが送信されます。文面に不備がないか、実際の通知内容を確認しましょう。通知メールの内容を編集したい場合は、管理画面の「設定」→「通知」→「注文の確認」からテンプレートの修正が可能です。

テスト注文が完了したら、Shopify管理画面の「注文管理」から該当の注文を開き、内容や支払い状況が正しく反映されているか確認します。その後、「アイテムをフルフィルメントする」をクリックして発送処理に進みます。

「追跡番号」には任意の番号を入力し、「配送業者」はプルダウンから選択します。「配送状況の詳細を今すぐお客様に送信する」にチェックを入れておくと、発送通知メールの挙動も確認可能です。最後に「アイテムをフルフィルメントする」をクリックすれば処理は完了です。

処理が完了すると商品のラベルは「発送済」になり、発送完了メールが届きます。

ステップ④テストモードを無効化する

テスト注文の確認が全て完了したら、Shopifyペイメントのテストモードは必ず無効化しておきましょう。テストモードが有効なままでは、実際の決済が行えず、ストア運営に支障をきたします。

無効化の手順は、テストモードを有効にしたときと同様です。Shopify管理画面の「設定」→「決済」から「Shopifyペイメント」を開き、「テストモードを使用する」のチェックを外して「保存」をクリックすることで、通常の決済モードに戻せます。

Bogusゲートウェイを利用する

Bogusゲートウェイの設定画面

Bogusゲートウェイは、テスト注文を行うための決済サービスです。Shopifyペイメントを導入していない場合や、特定の決済シミュレーションを行いたい場合に利用できます。

Bogusゲートウェイを利用してテスト注文を行う際は、特定のテスト支払い情報の入力が必要です。実際のクレジットカード情報は使用できませんので、ここで紹介する情報を入力してください。

手順は次のとおりです。

ステップ①Bogusゲートウェイを有効化する

Bogusゲートウェイを使用するには、まずBogusゲートウェイを有効にする必要があります。

管理画面にログイン後、左メニューから[設定]>[決済]の順に進みます。現在、Shopifyペイメントやクレジットカード決済サービス、その他の外部決済サービスが有効になっている場合は、先にこれらを無効化してください。

「Shopifyペイメント」セクション内で「他のすべての決済サービスを見る」をクリックし、表示された一覧から「(for testing) Bogus Gateway」を選択します。選択後、Bogusゲートウェイを有効化し、「保存」をクリックすれば設定完了です。

ステップ②テスト注文を行う

Bogusゲートウェイを有効化したら、実際のストアと同様の手順でテスト注文を行います。

Bogusゲートウェイのテスト注文では、「成功した決済」と「拒否された取引」、「チャージバック」の3パターンのシミュレーションが可能です。

チェックアウト時に次の内容を入力してください。

フィールド名 入力内容
カード上の名前 Bogus Gatewayと入力
クレジットカード番号
  • 承認済み取引は「1」を入力
  • 拒否された取引は「2」を入力
  • ゲートウェイ障害は「3」を入力
CVV 任意の3桁の数字を入力(例:111)
有効期限 将来の日付を入力

 

ステップ③注文内容の確認・フルフィルメントを行う

テスト注文が完了したら、前述したShopifyペイメントを活用したテスト注文時と同様に、自動送信メールの文言確認やフルフィルメントを行います。

ステップ④テストモードを無効化する

Bogusゲートウェイを利用したテスト注文の確認が終了したら、Bogusゲートウェイを無効化します。無効化の方法は、有効化の方法と同様です。

ディスカウント機能を利用する

Shopifyのディスカウント機能作成画面

Shopifyにはディスカウント機能があります。支払金額が0円になるようにクーポンを設定することでテスト注文を行います。

支払金額が0円になるだけで、この方法は実質「テスト注文」ではなく、実際の注文と同様の扱いです。

ディスカウント機能を使ってテスト注文を行う方法は次のとおりです。

ステップ①ディスカウントを作成する

クーポンの設定手順は、Shopify管理画面にログインし、「ディスカウント」→「ディスカウントを作成する」へ進みます。

ディスカウントのタイプは「商品の定額割引」を選択します。ディスカウント額の割合を「100」%と入力し、0円にしたい商品や商品が含まれるコレクションを指定します。利用資格や最低購入条件、有効期間などを設定し、「ディスカウントを保存」をクリックします。

送料を設定している場合は、別途「無料配送」のクーポンを作成し、商品ディスカウントと組み合わせ可能の設定を行ってください。この設定で送料も0円となります。

ステップ②テスト注文を行う

クーポンの設定が完了したら、実際のストア上で商品を注文します。

注文時のチェックアウト画面でクーポンコードを入力すれば支払金額は発生しません。

ステップ③注文内容の確認・フルフィルメントを行う

注文が完了したら、注文確認メールが送信されます。

注文内容の確認やフルフィルメントを行ってください。

ステップ④注文をキャンセル処理する

ディスカウント機能を使った「テスト注文」は実質「テスト注文」ではありません。実際の注文扱いとなるため、在庫や売り上げなどに影響しないために、注文をキャンセル処理することをおすすめします。

注文のキャンセル方法は、該当の注文ページに行き、「その他の操作」から「注文をキャンセルする」をクリックします。

実際に注文してキャンセル・返金する

Shopifyの実際のストア画面

より実務に近い形でテストを行いたい場合や、Shopifyペイメント以外の外部決済サービス(例:PayPal、Amazon Payなど)との連携動作を確認したい場合には、実際に注文を行った上でキャンセル・返金処理を行う方法が有効です。

この方法では、決済が実際に処理されるため、決済手数料が発生する可能性がある点に注意が必要です。ただし、これにより外部決済サービスとの連携状況や、顧客への請求処理、返金フローまでを本番環境と同様に検証できます。

手順としては、まず通常どおり注文を行い、その後Shopify管理画面の「注文」から該当の注文を開いてキャンセル処理を行います(キャンセルの詳細な手順は前述のとおりです)。次に、同じ注文の詳細ページで「返金」ボタンをクリックし、全額の返金処理を実行します。

なお、返金時に決済手数料が返金対象となるかどうかは、利用している決済サービスや契約プランによって異なる場合があるため、事前の確認をおすすめします。

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Shopifyでテスト注文を行うメリット

Shopifyでテスト注文を行うべき理由は次のとおりです。

  • 購入フローに不具合がないかを確認できる
  • 決済処理が正しく機能しているかを確認できる
  • 在庫・通知・配送設定を確認できる
  • アプリ連携の動作確認ができる

それぞれを詳しく解説します。

購入フローに不具合がないかを確認できる

テスト注文を行うことで、購入者が商品をカートに入れてから注文を完了するまでの一連の操作に問題がないかを詳細に検証できます。

ボタンの挙動や入力フォームの使いやすさ、各ページの表示速度などを確認することで、購入体験におけるストレス要因を事前に洗い出せます。

入力項目が煩雑であったり、ページ遷移が遅かったりすれば、購入途中での離脱を招き、売上機会の損失につながります。テスト注文はこうした課題を可視化し、UI/UXの改善につなげるための有効な手段です。

決済処理が正しく機能しているかを確認できる

決済機能の正常動作は、ECサイトの信頼性を左右する重要な要素です。安心して支払いが行える環境を整えることは、購入者の信頼確保とカート離脱防止に直結するため、事前の確認は欠かせません。
テスト注文では、Shopifyペイメントや各種外部決済サービスが、実際の金銭のやり取りを伴わずに、正しく動作するかを検証できます。

支払い情報入力画面の表示に誤りがないか、選択された決済手段が正確に認識されているか、決済完了までにエラーが発生しないかといった各ポイントを確認することで、決済時の不具合を未然に防止できます。

在庫・通知・配送設定を確認できる

テスト注文は、注文完了時にストアのバックエンド設定が正しく動作しているかを検証する上でも重要です。

まず、注文後に対象商品の在庫数が正しく減少するかを確認し、在庫管理システムの精度をチェックします。次に、注文確認メールや発送通知メールが、設定された内容・送信先に従って遅延なく配信されているかを確認します。さらに、送料・税金などの配送関連設定が、商品の条件に応じて正確に計算・適用されているかも検証対象です。

これらの処理に不備があると、顧客からのクレームや信頼低下につながる可能性があるため、テスト注文による確認は不可欠です。

アプリ連携の動作確認ができる

Shopifyに導入しているアプリが、注文情報や顧客データと正しく連携しているかを確認する上でも、テスト注文は有効です。

アプリ連携に問題があると、業務フローの停止や顧客対応の遅延を招きかねません。ストア全体のオペレーションを安定させるためにも、テスト注文を通じた連携確認は極めて重要です。

マーケティングや在庫管理、発送管理などのアプリが、購入フローの各ステージで必要なデータを正確に送受信しているかを検証します。例えば、注文データが自動的にフルフィルメントアプリへ送信されるか、顧客情報がCRMやメールマーケティングツールと同期されるかといった点を確認します。

Shopify テスト注文ができないときの原因

Shopifyでテスト注文ができない場合、いくつかの一般的な原因が考えられます。

  • 決済ゲートウェイの設定ミス
  • テストカード情報の誤り
  • ストア設定や商品設定の不備
  • ディスカウントコードの設定ミス

それぞれを詳しく解説します。

決済ゲートウェイの設定ミス

Shopifyペイメントでテスト注文を行うには、あらかじめテストモードが「有効」になっている必要があります。テストモードが無効な状態では、実際の決済が求められ、テスト用のカード情報は利用できません。

また、Shopifyペイメントを利用していない場合や、外部決済サービスのテストを行いたい場合には、「Bogusゲートウェイ」の有効化が必要です。これが正しく設定されていないと、テスト注文はエラーとなります。

PayPalやStripeなどの外部決済サービスを利用している場合は、それぞれのサービス側でテストモードが有効であること、およびテスト用のAPIキーや認証情報が正しくShopifyに登録されていることを必ず確認してください。

テストカード情報の誤り

ShopifyペイメントやBogusゲートウェイのテストモードでは、あらかじめ指定されたテスト用カード番号を使用する必要があります。

シナリオごとに定められた番号が用意されており、これ以外の番号を使用しても注文処理は完了しません。

テストカード情報は、冒頭で紹介しています。

ストア設定や商品設定の不備

ストアがパスワード保護された状態や非公開状態のままだと、購入フローにアクセスできず、テスト注文を実行できない場合があります。テストを行う際は、一時的にパスワード保護を解除するか、スタッフアカウントでログインしてテストを実施してください。

また、テスト対象の商品が「公開」状態に設定されていない、あるいは「在庫切れ」となっている場合、購入画面まで進めないことがあります。

加えて、価格が未設定の商品や、デジタル商品のファイルが未登録のままなど、購入に必要な設定が不完全な商品も、テスト中のエラー要因です。

ディスカウントコードの設定ミス

割引や配送条件を含むシナリオをテストする際は、ディスカウントコードや送料設定の条件が正しく満たされているかを確認する必要があります。

例えば、ディスカウントコードの最低購入金額の制限や、特定商品のみに適用される条件、有効期限、使用回数の上限などが設定されている場合、条件を満たしていなければ割引は適用されません。

また、配送地域の未設定や、送料の条件(購入金額や重量など)を満たしていない場合、チェックアウト時に配送方法が表示されず、注文を完了できないことがあります。

Shopifyでテスト注文をするときの注意点

Shopifyでテスト注文を行う際はいくつかの注意点があります。

  • テストモード中の制限とリスクを理解する
  • テストデータによる誤集計や在庫への影響に注意する
  • 決済・割引・配送条件の多様なシナリオで検証する
  • 実費が発生するケースに備える
  • アプリ連携による予期せぬ動作を防ぐ

これらを理解しておけば、トラブルを避け、より正確なテスト結果を得られます。

テストモード中の制限とリスクを理解する

Shopifyペイメントのテストモードを有効にしている間は、実際の顧客が支払いを完了できない場合があります。営業中にテストモードを長時間有効にするのは避け、営業時間外に実施する、あるいは一時的にストアを「休止中」にするなどの工夫が重要です。

また、テスト終了後にテストモードを解除し忘れると、顧客が正常に決済できなくなるリスクがあるため、必ず管理画面からモードをオフにし、通常運用に戻すことを習慣化しましょう。

テストデータによる誤集計や在庫への影響に注意する

Shopifyでは、テスト注文も通常の注文と同様にレポートやアナリティクスに反映されます。そのため、売上や注文数の集計時にテストデータが混在し、分析の精度を損なう可能性があります。

これを防ぐためには、注文メモに「テスト注文」と明記する、もしくはフィルターを活用して集計対象から除外するなどの対策が有効です。

さらに、実際に決済を伴うテスト注文を行った場合は、商品在庫が減ります。キャンセルや返金を行っても、設定によっては在庫が自動で回復しないケースがあるため、必ず管理画面で在庫数を確認し、必要に応じて手動で修正してください。

決済・割引・配送条件の多様なシナリオで検証する

テスト注文では、単純な注文だけでなく、割引コードの適用や、送料無料条件の達成、高額商品や複数商品の同時購入、特定の配送地域など、想定される複数のシナリオを検証することが重要です。これにより、特定条件下での不具合や設定ミスを事前に発見し、実運用でのトラブルを回避できます。

また、ディスカウントコードや配送設定には、最低購入金額・有効期限・適用対象などの条件が含まれていることがあるため、これらの条件を満たしているかをテスト前に確認しておくことが必要です。

実費が発生するケースに備える

実際の決済を伴うテストを行う場合、決済手数料が発生することがあります。特にPayPalなどの外部決済サービスでは、返金を行っても初回の決済手数料が返還されないのが一般的です。

少額でも、テストの回数が多ければ累積コストになる可能性があるため、必要最小限の実費テストにとどめるか、無料で利用できる「Bogusゲートウェイ」などの代替手段を活用するのが望ましいです。

アプリ連携による予期せぬ動作を防ぐ

テスト注文は、ストアに連携された各種アプリにも影響を与える場合があります。

例えば、マーケティングアプリがテスト注文のデータを実際の顧客データとして処理したり、フルフィルメントアプリが発送準備を開始してしまうケースが考えられます。

テストを実施する前に、関連アプリの設定やテストモードの有無を確認し、必要に応じて一時的に連携を停止するなどの対策を講じることが重要です。

Shopifyテスト注文に関するQ&A

最後に、Shopifyのテスト注文に関するよくある質問とその回答を紹介します。

Shopifyストア公開後でもテスト注文はできるか

Shopifyストア公開後でもテスト注文は可能です。
公開後のテスト注文は、新しい商品を追加した際や、配送・税金設定を変更した際、ディスカウントコードを新たに導入した際など、設定変更後の動作確認において特に有効です。

テスト注文にクレジットカードは必要か

テスト注文には、必ずしも実際のクレジットカードを使用する必要はありません。

Shopifyペイメントのテストモードや、Bogusゲートウェイを利用すれば、金銭のやり取りを伴わずに注文フローをシミュレーションできます。

ただし、PayPalやAmazon Pay、Stripeなどの外部決済サービスとの連携動作を実際に検証したい場合は、ご自身のクレジットカードを使って少額決済を行い、その後返金処理を行う方法が有効です。

開発ストアで注文をテストする方法はあるか

開発ストア(Shopifyパートナーが構築・管理するストア)でも、テスト注文を実施できます。

テスト注文の方法は、本番ストアと基本的に同じで、テストモードの有効化やBogusゲートウェイの利用が可能です。開発ストアでも注文・支払いに関する動作は本番環境と同様に機能するため、安心して検証を行えます。

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