STORESの手数料を解説!他のネットショップよりも安い?高い?

STORESガイド

2026-03-09 20:54:10

Shopifyとの比較STORESの手数料を調べていると、「フリープランはいくらかかるのか」「ネットショップと店舗決済で何が違うのか」など、情報が分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。STORESはネットショップ作成だけでなく、実店舗向けのキャッシュレス決済など複数のサービスを展開しており、サービスごとに手数料体系が異なるためです。

本記事では、STORESの中でも特に利用者が多い「STORES ネットショップ」の手数料に焦点を当て、料金プランの違いから、決済手数料・振込手数料・事務手数料・スピードキャッシュ手数料までを体系的に解説します。併せて、BASEやShopifyなどの類似サービスとの手数料比較も行い、どのサービスが自分の運営スタイルに合っているのか判断できるよう整理しています。

STORESでネットショップを始めたい方、運用コストを見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次

STORESの手数料体系はサービスによって異なる

STORES ネットショップとは

STORESの料金プラン

STORESの手数料

STORES手数料の計算方法

類似サービスの手数料との比較

STORES 決済の手数料について

 

STORESの手数料体系はサービスによって異なる

STORESの手数料を調べると情報が混ざりやすいのは、STORESがネットショップ作成だけでなく、店舗向けのキャッシュレス決済など複数のサービスを展開しており、サービスごとに手数料体系が異なるためです。

本記事でメインに解説する手数料は「STORES ネットショップ」のものです。STORES ネットショップはオンラインで商品を販売するためのサービスで、販売時にかかる決済手数料や、売上金の入金時にかかる振込手数料などが発生します。

一方、「STORES 決済」は実店舗でのキャッシュレス会計に使うサービスであり、決済ブランド(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など)ごとに手数料率や入金条件が設計されています。STORES 決済の手数料については、この記事の最後で紹介します。

STORES ネットショップとは

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ここではSTORES ネットショップの基本的な特徴と、どのような事業者・運営スタイルに向いているのかを解説します。

STORES ネットショップでできること

STORES ネットショップは、専門知識がなくてもオンラインショップを作成し、商品販売まで行えるECサイト構築サービスです。

テンプレートを選んでショップデザインを整え、商品を登録すればネットショップを開設できるため、制作会社に依頼するような大掛かりな準備をせずに販売を始められます。

ネットショップ運営に必要な基本機能がひととおりそろっており、「まずは小さく始めて、売れたら改善する」というスモールスタート型の運営と相性が良い点が特徴です。

STORESが「低コストで始めやすい」理由

STORES ネットショップは、初期費用や登録料がかからず、月額費用0円のプランから利用できます。

一般的にECサイトは、制作費や運用費、保守費などが発生しやすく、開業時点でコストのハードルが高くなりがちです。

しかしSTORES ネットショップであれば、固定費を抑えたままネット販売を開始できるため、販売経験がない方でも試験的に運営をスタートしやすいです。

どんな事業者に向いているか

STORES ネットショップは、個人のハンドメイド販売や小規模ブランドの立ち上げはもちろん、既存店舗がオンライン販路を追加したい場合にも向いています。

まずは無料プランで販売の流れを掴み、売り上げが伸びてきた段階で有料プランへ切り替えて手数料や機能面を最適化する、といった段階的な運用も可能です。

ネットショップ運営で重要な「固定費を抑えながら継続できる仕組み」を作りやすい点が、STORES ネットショップが支持される理由といえるでしょう。

STORESの料金プラン

STORESの料金プラン

STORES ネットショップは月額0円から始められる一方で、利用するプランによって月額料金や決済手数料率が変わります。ここでは、フリープラン・ベーシックプランの違いに加え、実店舗がある方向けのスタンダードプランについても整理して解説します。

フリープラン(ネットショップ単体利用)

フリープランは、STORES ネットショップを月額料金0円で利用できる最も手軽なプランです。固定費をかけずにネット販売を始められるため、「まずは売れるか試したい」「小規模に運営したい」という個人・小規模事業者に向いています。

ただし、無料である分、決済手数料は5.5〜6.5%と高めに設定されています(詳細は後述します)。売り上げが伸びるほど手数料負担が重くなる点には注意が必要です。

そのためフリープランは「固定費ゼロで始める」ことを優先し、売り上げが増えてきた段階で次のベーシックプランへ移行する、という使い方が現実的です。

ベーシックプラン(ネットショップ単体利用)

ベーシックプランは、STORES ネットショップの有料プランで、月額料金は3,480円(税込)です(年払いの場合は2,980円(税込)/月)。

フリープランとの最大の違いは、ネットショップ決済の手数料が下がる点にあります。決済手数料は3.6〜4.6%となり、手数料負担を抑えられます。売り上げが一定規模を超えると、月額料金を払ってでもトータルコストが下がるケースが多く、既に販売見込みがある事業者や、継続的に運営するショップに向くプランです。

また、ベーシックプランは料金面だけでなく、運営に必要な機能も拡張されるため、「ネットショップとしての完成度を上げたい」「ブランドとして整えたい」という段階で選ばれやすいプランといえます。

スタンダードプラン(ネット+店舗)

実店舗を運営している場合は、ネットショップ単体のベーシックプランよりも、スタンダードプランを選択するメリットが大きいです。スタンダードプランは、ネットショップに加えてキャッシュレス決済やPOSレジなど、店舗運営に必要なSTORESの各サービスをまとめて利用できる中小事業者向けの統合プランで、月額料金は3,300円(税込)です。

最大の特徴は、ネットと店舗の両方をカバーできる点にあります。スタンダードプランに加入すると、ネットショップはベーシック相当の条件が適用されるため、ECと実店舗を分けて管理する必要がなく、運用面・コスト面の両方で効率化が図れます。

オンライン販売と店頭販売を併用している、または今後併用を予定している事業者にとって、スタンダードプランは費用対効果の高い選択肢といえるでしょう。

STORESの手数料

ここでは、STORES ネットショップで発生する手数料を種類別に整理し、「いつ・何に対して」かかるのかを分かりやすく解説します。

決済手数料

決済方法 フリープラン ベーシックプラン

クレジットカード決済コンビニ決済
銀行振込
キャリア決済

5.5% 3.6%
PayPay
Amazon Pay
PayPal
あと払い(ペイディ)
6.5% 4.6%
代金引換 利用不可 なし

STORES ネットショップでは、商品が売れて決済が完了した時点で決済手数料が発生します。月額料金が無料のフリープランでは手数料は5.5〜6.5%、有料のベーシック・スタンダードプランでは3.6〜4.6%、利用するプランによって負担額が異なります。

決済手数料は、1回の注文金額に対して料率がかかる点が特徴で、計算対象には送料も含まれます。なお、コンビニ決済とキャリア決済に関しては、決済手数料以外に別途支払手数料300円(購入者負担)が発生します。

振込手数料

振込手数料は、STORES ネットショップで発生した売上金が、登録している銀行口座へ振り込まれる際にかかる手数料です。

STORES ネットショップでは、振込1回当たり275円(税込)の手数料がかかります。

事務手数料

事務手数料は、入金設定で「入金額が1万円未満でも振込」を選択した場合に、振込手数料とは別に追加で発生する手数料です。具体的には、通常の振込手数料275円(税込)に加えて、事務手数料275円が上乗せされます。

売り上げが少ない運用初期では、この事務手数料の影響を受けやすく、入金額に対する手数料の割合が高くなりがちです。そのため、急ぎで入金する必要がない場合は、「1万円以上で振込」に設定して事務手数料を回避し、資金繰りとバランスを取りながら運用することが現実的でしょう。

スピードキャッシュ手数料

スピードキャッシュは、売上金を通常より早く受け取れる早期入金オプションです。通常は入金までに最大2カ月かかる場合がありますが、申請することで最短翌営業日に入金されます(休祝日の場合は翌営業日)。

利用する際は、通常の決済手数料と振込手数料に加え、スピードキャッシュ手数料が発生します。初回利用時はスピードキャッシュ手数料が無料ですが、2回目移行はフリープランは3.5%、ベーシックプラン1.5%の手数料が発生します。

便利な反面、スピードキャッシュ利用後は、返金が発生した場合に管理画面からキャンセルできず、銀行振込などでの対応が必要です。

STORES手数料の計算方法

ここでは、決済手数料とスピードキャッシュ手数料の計算方法を整理し、具体例を交えて分かりやすく解説します。

決済手数料の計算方法

決済手数料の計算はシンプルで、1回の注文(送料を含む支払金額)×決済手数料率で算出します。

決済手数料の計算式は次のとおりです。

  • 決済手数料 =(商品代金+送料)× 決済手数料率

計算例は次のとおりです。注文合計4,500円、送料込みの場合を想定しています。

  • フリープランで、クレジットカード決済の場合(手数料率5.5%)
    4,500 × 5.5% = 247.5円 → 248円

  • ベーシックプランでPayPay決済の場合(手数料率4.6%)
    4,500 × 4.6% = 207円

スピードキャッシュ手数料の計算方法

前述のとおり、スピードキャッシュ手数料率はプランで異なり、フリープランで3.5%、ベーシックプランで1.5%です。

決済手数料を差し引いた後の金額が10,000円とする場合のスピードキャッシュ手数料は次のとおりです。

  • フリープランの場合(手数料率3.5%)
    (10,000 − 275)× 3.5% = 約341円
    →実際に振り込まれる金額は約9,384円

  • ベーシックプランの場合(手数料率1.5%)
    (10,000 − 275)× 1.5% = 約146円
    →実際に振り込まれる金額は約9,579円

類似サービスの手数料との比較

ここではSTORES ネットショップと比較されやすいサービスとしてBASE、そして本格運用で候補になりやすいShopifyを取り上げ、「結局、実質何%くらい差が出るのか」という視点で整理します。

BASEとの比較

  STORES(スタンダードプラン) BASE(フリープラン)
月額費用 0円〜 0円
決済手数料 3.6% + 40円
※Amazon PayとPayPalの場合は4.6% + 40円
5.5〜6.5%
サービス利用料

3.0%
※売り上げに対して

なし
振込手数料 250円 275円
事務手数料 2万円未満:500円
2万円以上:無料
1万円未満:275円
1万円以上:無料

BASEもSTORESも、月額0円からネットショップを開設できる点が共通しており、個人・小規模事業者の比較対象になりやすいサービスです。

BASEは、決済手数料に加えてサービス利用料(販売手数料)が発生します。代表的な無料プランでは、決済手数料3.6%+40円(または4.6% +40円)に加え、売り上げに対してサービス利用料3.0%がかかります。つまり、実質的な販売コストは合計で約6.6%+40円〜です。

一方、STORESのフリープランは月額0円で、決済手数料は5.50〜6.50%です。BASEと違い、売り上げに対する「サービス利用料」がないため、構造としてはシンプルです。

また、入金時のコストにも差があります。BASEでは振込手数料が1回250円に加え、2万円未満の振込では事務手数料が追加される仕組みです。STORESも振込手数料や事務手数料があるため、“結局どちらが安いか”は売り上げ規模と入金頻度によって変動します。

結論として、BASEとSTORESは一概に「どちらが必ず安い」とはいい切れません。ただし、BASEは「割合+固定費(40円)」の設計、STORESは「割合中心で比較的シンプル」という違いがあるため、まずは自分のビジネスが「低単価・多注文型」か「高単価・少注文型」かで比較軸を作ると判断しやすいでしょう。

Shopifyとの比較

Shopifyは、世界中で使われているECプラットフォームです。STORESやBASEのように「無料で始められる国内ネットショップ作成サービス」とは立ち位置が異なり、比較のポイントは、Shopifyは月額費用を払って運用の自由度と拡張性を得る設計になっている点です。

Shopifyの場合、プランごとに月額料金が発生し、決済手数料も利用プランや決済方法によって変動します。つまり、「月額0円で始めて、売れた分だけ手数料を払う」タイプのSTORESとは、そもそも費用構造が別物です。

そのため、比較の結論もシンプルで、

  • まだ売り上げが読めない段階・小規模運用 → STORES(固定費を抑えやすい)
  • 売り上げが伸びてきて拡張性や運用の自由度が重要 → Shopify(中長期で最適化しやすい)

という整理になります。

特に「将来的に多言語化したい」「アプリで販促や分析を強化したい」「越境ECも検討したい」といった場合はShopifyが候補になりやすい一方、まずは国内で試験運用し、固定費を最小限に抑えたい場合はSTORESの方が始めやすいでしょう。

STORES 決済の手数料について

STORES 決済の手数料

STORES 決済は、実店舗でクレジットカードや電子マネー、QRコード決済などに対応できるキャッシュレス決済サービスです。単体で利用する場合は初期費用・月額料金はかからず、必要なものは決済手数料と振込手数料のみというシンプルな料金設計が特徴です。

決済手数料は決済方法ごとに異なり、クレジットカード決済は3.24%、交通系ICは1.98%、QUICPayやQRコード決済は3.24%が設定されています。

振込手数料については、自動入金(月1回・翌月20日入金)を選べば無料で利用できます。一方、早めに入金したい場合は手動入金も可能で、売上金が10万円以上なら無料、10万円未満の場合は200円(税込)の振込手数料がかかります。

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