Shopアプリとは?正しい使い方や日本語に設定する方法を解説

STORESガイド

2026-04-28 13:13:16

Shopアプリは、Shopifyが提供するショッピングアプリで、商品検索から購入、配送管理までを一つにまとめたサービスです。グローバルでは広く利用されている一方で、日本ではまだ認知が高くありません。しかし、Shop Payによる高速決済やパーソナライズされた商品提案など、ECの購買体験を大きく変える可能性を持っています。

本記事では、Shopアプリの基本的な仕組みや機能、メリット・デメリットに加え、ストア側の導入手順やユーザーの使い方まで分かりやすく解説します。

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目次

 

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Shopアプリの概要

まず始めに、Shopアプリの基本的な仕組みや役割、Shop Payとの違い、そしてグローバルでの立ち位置や日本市場での現状について解説します。

Shopアプリとは

Shopアプリとは、Shopifyが提供する無料のモバイルショッピングアプリです。Shopifyで構築されたECサイトの商品を横断的に閲覧・購入できる「統合型ストアフロント」として機能します。

元々は配送追跡アプリ「Arrive」と決済機能「Shop Pay(旧:Shopify Pay)」を統合する形で開発されており、現在では商品検索や購入、注文管理、配送追跡までを一つのアプリで完結できます。

ユーザーは複数のShopifyストアをまたいで商品を探し、そのままシームレスに購入できます。いわば、Shopify版のマーケットプレイス的な役割を持つアプリです。

Shop Payとの違い

Shopアプリと混同されやすいものが、決済機能であるShop Payです。Shopアプリは商品を探して購入するためのアプリであるのに対し、Shop Payは決済を行うための支払い手段です。

Shopアプリは、そのShop Payを活用しながら、複数ストアを横断した購買体験を一つにまとめる役割を担います。

一方のShop Payでは、一度登録した住所やクレジットカード情報を保存しておくことで、他のShopifyストアでもワンタップで決済を完了できます。

グローバルでの利用状況

Shopアプリは日本ではあまり知られていませんが、グローバルでは非常に大きな規模を持つショッピングアプリへと成長しています。

Shopify自体が175カ国以上で利用されており、そのエコシステム上でShopアプリも拡大しています。

さらに、Shop Payユーザーは数億人規模に達しており、注文・決済インフラとしても巨大なネットワークを形成しています。

Shopアプリが日本で普及していない理由

グローバルでは成功している一方で、日本市場ではShopアプリの認知・利用は限定的です。その背景にはいくつかの要因があります。

まず大きい点が、楽天やAmazonといった既存プラットフォームの圧倒的なシェアです。長年にわたり築かれたポイント経済圏やユーザー基盤により、新規アプリが入り込む余地が限られています。

また、Shopアプリは現時点でUIが完全に日本語化されておらず、一般ユーザーにとって心理的ハードルがある点も影響しています。

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Shopアプリの主な機能

ここでは、Shopアプリで利用できる代表的な機能について、ユーザーの購買体験の流れに沿って解説します。

商品・ストア検索機能

Shopアプリでは、Shopifyで構築された多数のネットショップの商品を、アプリ内から横断的に検索できます。

キーワード検索に加えて、カテゴリーやコレクション、イベントごとの特集なども用意されており、複数のECサイトを行き来することなく商品を探せる点が特徴です。

高速チェックアウト機能(Shop Pay)

Shopアプリでは、Shop Payと連携したスムーズな決済が可能です。

あらかじめクレジットカード情報や配送先住所を登録しておけば、異なるShopifyストアでも再入力なしで決済を完了できます。これにより購入までの手間が大幅に減り、コンバージョン率の向上にもつながります。

また、多通貨決済への対応や高いセキュリティ基準を満たしている点も特徴で、安心して利用できる決済手段として広く普及しています。

注文管理・配送追跡機能

Shopアプリでは、購入した商品の注文状況や配送状況を一元的に管理できます。Shopifyストアでの注文は自動的に同期されるため、複数のストアで購入した商品でも一つの画面で確認可能です。

また、リアルタイム更新や配達通知、ライブマップにより配送状況を把握できます。有効な追跡番号があれば、配送業者の情報をもとに自動で追跡が行われます。

さらに、GmailやOutlookと連携することで、配送メールから追跡番号を自動取得し、Shopify以外での注文もまとめて表示できます。

一方で、自動表示されない注文は、追跡番号の入力やメール転送で手動追加も可能です。

お気に入り・コレクション・通知機能

気になる商品は保存してコレクションとしてまとめられ、後から比較検討しやすくなります。

作成したコレクションは他のユーザーと共有できるため、チームでの備品選定や家族間での情報共有にも活用可能です。

また、価格の変動や再入荷時には通知を受け取れるため、購入タイミングを逃しにくい仕組みが整っています。

レコメンド・近隣ストア表示機能

Shopアプリでは、フォローしているブランドや過去の購入・閲覧履歴を基に、パーソナライズされた商品レコメンドが表示されます。

また、ユーザーの配送先や地域情報を基に、関連性の高いストアや商品が優先的に表示されます。ストアが実店舗情報を設定している場合には、近隣店舗の表示やローカルピックアップにも対応しており、オンラインとオフラインを組み合わせた購買体験にもつながります。

Shop Minis・AIショッピングなどの最新機能

近年では、より体験的な購買を実現する機能として「Shop Minis」やAIショッピングが登場しています。

Shop Minisでは、クイズや動画、バーチャル試着などを通じて商品を探すことができ、従来の検索とは異なる形で商品との接点を生み出します。

さらに、AIとの対話を通じて商品を探す機能も進化しており、ユーザーの意図に応じた提案が可能です。

ポイント機能(Shop Cash)

Shopアプリでは、Shop Payを利用した購入に対してポイントが還元される「Shop Cash」というリワードプログラムが提供されています。

対象となる購入を行うと、購入金額の一部がポイントとして付与され、Shopアプリ内のウォレットに反映されます。付与されたポイントは次回以降の買い物に利用できるため、継続的な購買を促す仕組みとして機能しています。

現時点ではアメリカやカナダのユーザーを対象に提供されており、日本ではまだ利用できません。ただし、今後の展開次第では国内でも導入される可能性があり、Shopアプリの利用価値を高める機能として注目されています。

Shopアプリのメリット

ここでは、Shopアプリを利用することで得られるメリットを、ユーザー側(顧客)とストア側(EC事業者)のそれぞれの視点から解説します。

【共通】無料で利用できる

Shopアプリは、ユーザー側にとっては利用料金がかからず、手軽に利便性の高い購買体験を利用できる点がメリットです。

一方でストア側も、Shopifyを利用していれば追加費用なしで活用できます。特別な開発や申請は不要で、基本的にはShop Payを有効化するだけで利用を開始できます。

【ストア側】コンバージョン率の向上が期待できる

Shop Payによる高速チェックアウトは、カゴ落ちの防止に寄与します。

購入までのステップが簡略化されることで、ユーザーの離脱を抑え、コンバージョン率の改善につながります。

さらに、Shop Payを利用した決済では追加の取引手数料が発生しないため、コストを抑えながら売り上げの最大化を図れる点もメリットです。

【ストア側】リピート購入を促進できる

Shopアプリでは、ユーザーの購入履歴やフォロー情報を基に商品がレコメンドされます。そのため、一度購入したユーザーが再び商品に接触する機会が増え、リピート購入の促進につながります。

また、Shop Payの情報は他のShopifyストアでも利用されるため、ユーザーが別のストアで購入に慣れている場合でも、スムーズな再購入が期待できます。

【ストア側】ネイティブアプリの代替になる

通常、自社専用アプリの開発には高額なコストと運用負担が伴いますが、Shopアプリを活用すれば追加開発なしでアプリ経由の購買体験を提供できます。

iOS・Androidの両方に対応しており、保守やアップデートも不要なため、低コストでモバイル最適化された販売チャネルを持てる点が大きなメリットです。

【ストア側】グローバル顧客にリーチできる

Shopアプリは世界中のユーザーに利用されており、自社商品が海外ユーザーに発見される可能性があります。越境ECを展開している場合、新規顧客との接点を増やす手段として有効です。

自社サイト単体では届きにくいユーザーにもリーチできるため、販路拡大の観点でも活用価値があります。

【ユーザー側】購入体験がスムーズになる

Shopアプリでは、商品検索から購入、配送状況の確認までを一つのアプリで完結できます。複数のECサイトを行き来する必要がなく、購買体験がシンプルに整理される点が特徴です。

また、操作の流れが分かりやすく、初めて利用する場合でも迷いにくい設計になっています。複数のストアを横断しても操作方法が統一されているため、ストレスなく買い物を進められます。

さらに、Shop Payを利用すれば、住所や決済情報の入力を省略できるため、スピーディに買い物を進められます。

【ユーザー側】注文・配送状況を一元管理できる

Shopアプリでは、購入した商品の注文履歴や配送状況をまとめて確認できます。

複数のストアで購入した商品でも一つの画面で管理できるため、購入店舗や購入内容、配送予定などをすぐに確認できます。

メールを探す手間も減るため、日常的にECを利用するユーザーにとって利便性の高い機能です。

Shopアプリのデメリット・注意点

ここでは、Shopアプリのデメリットや注意点について解説します。

【ストア側】デザインやブランディングの自由度が低い

Shopアプリでは、ユーザーに統一された購買体験を提供するため、UIや表示形式がある程度固定されています。そのため、自社サイトのように細かくデザインをカスタマイズできません。

商品ページの見せ方やブランド表現は一定の制約を受けるため、独自性を強く打ち出したい場合には物足りなさを感じる可能性があります。

【ストア側】国内では集客チャネルとしての効果が限定的

日本市場では、Amazonや楽天といった大手ECプラットフォームが強いシェアを持っています。

これらは長年にわたるユーザー基盤やポイント制度による囲い込みがあるため、Shopアプリ単体で新規顧客を獲得するのは容易ではありません。

現状では、主に既存顧客やリピーター向けの導線として活用するケースが現実的です。

【ストア側】Shop Payへの依存とコスト構造に注意が必要

Shopアプリの利便性は、Shop Payによるスムーズな決済体験に大きく依存しています。そのため、Shop Payを利用しない場合は、購入体験のメリットが十分に発揮されない可能性があります。

また、Shop Payを利用しない決済では、売り上げに対して取引手数料が発生します。手数料は利用プランによって異なり、数%程度のコストが継続的にかかるため、決済手段の選択によっては利益率に影響が出る点に注意が必要です。

さらに、Shopアプリを利用するには、前提としてShopifyの契約が必要です。Shopアプリ自体に追加料金は発生しませんが、Shopifyは月額料金制のサービスであるため、運用には継続的な費用がかかります。

【ユーザー側】日本語対応が不十分で利用ハードルがある

Shopアプリは、現時点ではアプリのUIが完全に日本語対応されていません。商品情報自体は日本語で表示されるケースもありますが、設定画面やナビゲーションは英語が中心です。

また、アプリの表示言語を日本語に切り替える公式な方法は現時点では用意されておらず、ユーザー側で完全に日本語化することはできません。

そのため、英語に不慣れなユーザーにとっては操作に戸惑う可能性があり、国内での普及が進みにくい要因の一つとなっています。

Shopアプリの導入方法(ストア側)

ここでは、EC事業者がShopアプリをストアとして活用するための基本的な導入手順を解説します。

①Shopチャネルを有効化する

まずは、Shopify管理画面から「Shopチャネル」を有効化します。Shopチャネルを追加することで、自社の商品がShopアプリ上に表示されます。

Shopifyの管理画面から「設定」→「販売チャネル」に進み、Shopify App Storeを開きます。「Shop」を検索して選択し、インストールを行います。

②Shop Payを設定する

次に、Shop Payを有効化します。これにより、ユーザーはワンタップで決済できます。

Shopifyの管理画面から「設定」→「決済」に進みます。「Shopify ペイメント」の項目を開き、Shop Payを有効化します。

③商品をShopチャネルに公開する

Shopアプリに商品を表示するためには、対象商品をShopチャネルに公開する必要があります。

全ての商品が自動的に表示されるわけではなく、公開条件や商品情報の設定によって表示可否が決まります。商品タイトルや説明文、画像などを適切に設定することで、表示されやすくなります。

④顧客データ・注文データを連携する

Shopアプリでは、ユーザーの注文履歴や配送状況が自動的に同期されます。そのため、顧客アカウント機能やShop Payを有効にしておくことが重要です。

これにより、ユーザーは購入履歴や配送情報をアプリ上で確認できるようになり、利便性の向上とサポート負担の軽減につながります。

⑤Shop Minisなどで機能を拡張する

さらに高度な体験を提供したい場合は、「Shop Minis」を活用することで、アプリ内の機能を拡張できます。

例えば、クイズ形式の診断や動画、バーチャル試着などを通じて、よりインタラクティブな購買体験を提供できます。

なお、Shop Minisの導入にはReactベースの開発が必要となるため、自社での実装が難しい場合はShopifyパートナーに依頼するケースが一般的です。

Shopアプリの使い方(ユーザー向け)

ここでは、ユーザーがShopアプリを利用して商品を購入するまでの流れを解説します。

①アプリをダウンロードして登録する

まずは、App StoreまたはGoogle PlayからShopアプリをダウンロードします。その後、メールアドレスやGoogleアカウント、Apple IDなどを使ってアカウント登録を行います。

登録時にはSMS認証が必要になるため、携帯電話番号の入力も求められます。

ShopアプリやShop Payに登録した覚えがないのにメールが届いた場合は、過去にShopify系のネットショップで商品を購入した際、「情報を保存して次回からスムーズに購入する」といったチェックボックスに同意していた可能性があります。

その結果、Shop Payに情報が登録され、Shopアプリと連携することがあります。これは怪しいアプリではなく、多くのECサイトで導入されている決済・配送追跡の仕組みです。不審に感じた場合は、メールの差出人や内容を確認した上で、記載されたリンクから登録状況や設定を見直すと良いでしょう。

②Shop Payの情報を登録する

アカウント作成後、決済情報や配送先住所を登録します。これらの情報を事前に入力しておくことで、購入時の手間を省略できます。

複数の住所やカード情報を登録できるため、自宅や職場、ギフト配送など用途に応じて使い分けることも可能です。

③商品を検索して購入する

アプリ内で商品やストアを検索し、気になる商品を見つけたら購入手続きに進みます。

決済時にはShop Payの情報が自動で呼び出されるため、確認のみで購入が完了します。ストアごとに決済が行われるため、複数ストアの商品は個別に購入する必要があります。

④注文状況や配送を確認する

購入後は、アプリ内で注文状況や配送状況を確認できます。配送の進捗(しんちょく)はリアルタイムで更新され、複数の注文も一元管理されます。

過去の注文履歴も一覧で確認できるため、再購入もスムーズに行えます。

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