【2024年6月版】Shopifyで必要な手数料・利用料金を解説します

Shopifyガイド

2024.06.28

目次

Shopifyを使ってネットショップを開設する方が増えています。Shopifyが多くの日本のショップで人気になっている理由の一つに、機能に対するプランの安さ=コスパの良さというものが挙げられますが、手数料などに関してはいまいちわかりにくいという声もあります。

Shopifyで必要な手数料は、他の日本のECプラットフォームと比較すると少ない方ですが、それでもしっかり確認をしておかないと、後々面倒なことになりかねません。

今回の記事では、Shopifyを利用するにあたって必要な手数料と利用料金をまとめました。2024年に手数料の改訂がありましたので、最新情報となっております!

Shopifyで必要な手数料

Shopifyを使ってネットショップを開設し、商品を販売するうえで必要な手数料は以下の4つです。

  • 月額料金
  • 決済手数料
  • 取引手数料
  • 両替手数料

以下でひとつずつ詳しく説明します。

月額料金

Shopifyを利用するためには月額料金を支払う必要があります。

ShopifyにはスタータープランからShopify Plusまで5つのプランがあり、すべてのプランで月額料金および決済手数料・取引手数料が異なります。以下の図では2024年6月現在のShopifyの月額料金を説明します。

プラン名 スターター ベーシック スタンダード プレミアム Plus
月額料金(月払い) 750円 4,850円 13,500円 58,500円 $2,300~
月額料金(年払い) 750円 3,650円 10,100円 44,000円 $2,300~

2024年5月に日本円支払いに対応しました。1ドル150円換算で計算されているようで、円安の場合は日本円支払いの方が少しお得な印象です。この価格でも他の日本のECプラットフォームとは桁違いの機能を持っているので、多くの日本のEC事業者に使用されています。なお、Shopifyは海外事業者のため非課税の対象です。月額料金や決済手数料など各種手数料に消費税は課税されないので多少はおトクに利用することができます。

以下では各料金プランの比較を行っているのでぜひご覧ください。

料金プランの比較はこちら

 

決済手数料

決済手数料は実際に売上が上がったときに必要な手数料となっています。

ShopifyではShopify ペイメントを通した決済方法や、PayPal、KOMOJU、Paidyなどに代表される外部の決済方法を使用して決済したときに必要となってくる手数料です。

手数料に関しては、各サービスによって異なる決済手数料が請求されるので、詳しく知りたい方はご利用になりたい決済方法を提供しているサービスにお問い合わせください。

なお、どのような決済方法であっても平均して決済手数料は3%-5%の間に収まってはいます。一部の決済方法ではデジタルコンテンツの販売では10%ほどの決済手数料が請求されることがあるのでご注意ください。

以下はShopifyが提供するShopify ペイメントの決済手数料です(2024年2月現在)

  ベーシック スタンダード プレミアム Plus
Visa、Master 3.55% 3.4% 3.25% 3.15%
JCB 3.55% 3.4% 3.25% 3.75%
Amex 3.9% 3.85% 3.8% 3.75%
海外発行 3.9% 3.85% 3.8% 3.75%

取引手数料

Shopifyの手数料の中で最も分かりにくいのがこの取引手数料です。

公式のHPによると、

外部サービス取引手数料とは、外部決済サービスを使用してお客様からの支払いを受け取る際に各取引に適用される料金のことです。取引手数料には、Shopifyと外部決済サービスを統合するための費用が含まれています。この取引手数料は選択したプランによって異なります。

Shopify ペイメントを利用する場合、Shopify ペイメント、Shop Pay、Shop Payの分割払い、PayPalエクスプレスで処理された注文に、外部サービス取引手数料が請求されることはありません。また、キャッシュ、代引き (COD)、銀行送金などの手動の決済方法でも取引手数料は請求されません

と書かれております。こちらにある通り、Shopify ペイメントおよびShopify ペイメントに紐づく決済方法、PayPal、そして代引きや銀行振込などShopify内で手動で作成した決済方法以外にかかるのがこちらの費用です。

2022年以前は、Shopify ペイメントを有効化している限り、他の決済方法でも取引手数料は免除されていたのですが、その仕様が変更され、PayPal以外の外部サービスでは取引手数料が加算されます。Shopify Plusを含むすべてのプランで異なる料率が適用されています。

プラン名 スターター ベーシック スタンダード プレミアム Plus
取引手数料 2.0% 2.0% 1.0% 0.6% 0.2%

両替手数料

両替手数料とは、ショップの支払い通貨と異なる通貨で決済を行ったときに発生する手数料です。例えば日本から越境ECを行っていて、通貨を日本円に設定してShopify ペイメントを受け付けている場合、ストア上で何も設定しないと世界中のお客様に日本円で決済してもらうことになります(アプリなどを使用して表示される通貨だけ多通貨にすることは可能)。しかし、Shopify ペイメントのストア通貨を設定することで、日本円以外の通貨での決済が可能なので、より他の国のお客様にローカルな体験を提供できます。

この際に最終的に日本円で入金する際に必要となってくるのが両替手数料です。

この手数料は日本では「2.0%」と設定されています。

入金手数料

Shopify ペイメントでは入金手数料は無料です。なお、Shopify ペイメント以外のサービスでは、決済方法によっては入金手数料が必要となるので、事前に確認しておきましょう。

Shopifyの料金は非課税?

Shopifyの料金は非課税です。Shopifyは日本にも拠点はあるものの、利用規約では日本の事業者はシンガポールにあるShopify Commerce Singapore Pte. Ltd,との契約になっており、日本のサービスではないので非課税となります。

Shopifyでかかる諸費用や料金に消費税はかかりません。

手数料を理解して利益を伸ばそう

Shopifyには様々な手数料がありますが、すべてをしっかり理解することでより皆さまのショップに利益をもたらすことになります。例えば、決済手数料にしても、プランによって手数料が異なるため、ある一定以上の売上を上げることで、プランを上位プランに変更した方が良い場合が存在します。

Shopifyでは、プランはいつでもアップグレード・ダウングレードできますが、今からでも手数料を見直しても良いかもしれません。

プラスシッピングの公式ブログでは、他にもShopifyの情報を多く発信しているのでぜひご確認ください!

 

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