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【2024年最新版】Shopifyの料金プランを徹底比較 おすすめのプランも紹介

【2024年最新版】Shopifyの料金プランを徹底比較 おすすめのプランも紹介 | プラスシッピング

【速報】2024年5月にShopifyの料金プランが日本円対応しました!詳細は以下の記事をご覧ください!

個人から大企業までどのような規模や商材の事業者でもECサイトを作成することができるShopify。Shopifyには5つの料金プランがありますが、2022年から2023年にかけて料金プランも大きく改定を行なっています。さらに、2024年にも大きく料金プランが変更されています。

しかし、インターネットで検索すると、なかなかShopifyの最新の情報が出てこないのも現実です。今回は、まだまだあまり知られていない最新のShopifyの料金プラン事情をご紹介します。

Shopifyのプランの料金一覧

皆さまがすでに手にしているプランの情報は最新でしょうか?

2024年5月時点での最新の料金表は以下です。

プラン名 スターター ベーシック スタンダード プレミアム Plus
料金(月額) 750円 4,850円 13,500円 58,500円 $2,300~
料金(年払い・月換算) 750円 3,650円 10,100円 44,000円 $2,000(3年払い)~
Shopify ペイメント手数料(Visa, Master) 5% 3.55% 3.4% 3.25% 3.15%(要問い合わせ)
Shopify ペイメント手数料(Amex、海外発行) 5% 3.9% 3.85% 3.8% 3.75%(要問い合わせ)
Shopify ペイメント手数料(JCB) 5% 3.55% 3.4% 3.25% 3.75%(要問い合わせ)
スタッフアカウントの数 1 1 5 15 無制限

なお、ベーシック、スタンダード、プレミアムの料金は年払いという1年分の先払いをすることで、月額換算をすることで25%オフの従来の価格、ベーシック $25、スタンダード $69、プレミアム $299で契約することができます。

Shopifyのプランは値上げした?

お気づきの通り、2023年にベーシック、スタンダード、プレミアムのプランで値上げが発生しています。また、2022年まで存在していた月額9ドルのポップアップ向けのライトプランは月額$5のスタータープランに置き換わりました。

そして、2024年5月に日本円での支払いの対応を開始しました。1ドル150円換算で料金設定をしているようなので、円安になると、日本円支払いの場合は値下げになります。

常にShopifyの料金ページを確認して、最新の情報を手に入れましょう。

どのShopifyプランがおすすめか?

各プランの詳細に移る前に先に結論を出しておきます。

Shopifyを今からはじめようとする事業者は、まずはベーシックプランを契約すれば間違いありません!

Shopifyの様々な機能拡張により、ベーシック、スタンダード、プレミアムの各プランの違いがほとんどなくなりました。

主な違いは「決済手数料」「スタッフアカウントの数」、そして「レポート機能」です。

Shopify ペイメントの手数料は0.15%もしくは0.05%ずつの違いで、1ヶ月の売上を相当上げてようやく違いが出るレベルです。

スタッフアカウントの数は、ご自身の事業やチームのEC担当者の数に合わせても良いですが、ひとつのアカウントをシェアしている事業者も多いです。もし、担当者ごとにアクセスできる領域を制限したいなどの事情がある場合は、スタンダードもしくはプレミアムプランでも良いでしょう。

そしてレポート機能は、データに基づいて施策を決定する際に非常に役に立つ機能で、ベーシックとスタンダードの間でも大きな違いがあります。Shopifyのコミュニティやパートナーの中では、レポート機能のためだけでもスタンダード機能にすべきという声も上がるほどです。

とはいえ、今からShopifyを始める方は、最初はベーシックプランの契約で問題ないでしょう。その後、売上規模やニーズに合わせて、プランをアップグレードするかを検討しましょう。ちなみに、Shopifyでは、ひとつのアカウントで、ベーシックからShopify Plusまでアップグレード、ダウングレードが気軽に可能です。数々あるShopifyアプリもプランの違いによって使える・使えないはほとんどありません。ベーシックプランでも十分な売り上げを上げることはできます!

なお、ネットショップを準備したいけど、そこまで管理や施策を行わないし、売上もそこまでなさそうという事業者はスタータープランもおすすめです。機能の詳細は下で紹介しますが、スタータープランでも十分なほど綺麗なECサイトを作ることができます。

Shopifyのスタータープランの紹介

スタータープランとは、Shopifyの最新の料金プランで主にSNSで販売するクリエイターやインフルエンサー向けのプランです。

特徴は、月額750円の中に、簡易的なストアフロント、商品ページ、カートページが含まれている「Spotlight」というテーマが使えることです。デザインやカスタマイズはあまり対応していませんが、画像を掲載したり、SNSのリンクを貼ったりなど、無料のECプラットフォームで使えるようなデザインのネットショップを立ち上げることができます。しかし、そこはShopify。デザイン性でも名高いサービスなので、この簡易的なネットショップでも十分綺麗なサイトをデザインすることができます。

starter

また、SNS(InstagramやMetaなど)や実店舗での販売にも対応しており、スタータープランをインストールすると、LinkpopというShopifyが提供しているリンクインバイオのツールも搭載されています。すでにSNSにフォロワーがいる人にとっては商品をすぐに販売できるプランですし、とりあえずネットショップを作りたいという事業者の方も、費用を抑えながら、自社の製品をSNSなどですぐに宣伝することができるので、おすすめのプランとなっています。

なお、前述しましたが、月額$9のライトプランは、スタータープランの登場とともに廃止されたのでご注意ください。

ベーシックプランの紹介

ベーシックプランは、Shopifyの基本的な機能が使える最安のプランです。

月額料金の4,850円(年払い3,650円)の中にほとんどのShopifyの機能が含まれています。

上位プランとの違いは主に決済手数料、スタッフアカウント数、レポート機能、外部サービス取引手数料です。以前まではスタッフアカウントを追加できたのですが、2024年のプラン改訂でスタッフアカウントの追加ができなくなってしまいました。

ベーシックプランは今後オンライン販売に力を入れていきたい事業者が、お試し的にShopifyを使うときにおすすめのプランです。お試しといえども、Shopifyでは多くの事業者がこのプランを利用していて、しっかりとしたショップを作ることができます。なお、同じような機能を日本のECプラットフォームで使いたいとなった場合は、月額料金で約1万円は必要なので、この料金でもまだまだ安い方です。

スタンダードプランの紹介

スタンダードプランは、Shopifyの中で「スタンダード」な中位のプランで、月額料金は13,500円(年払い10,100円)です。

主な特徴は、スタッフアカウント数がベーシックプランの「1」から「5」に増えていること、そしてレポート機能が充実しているところです。

Shopifyでは、スタッフアカウントごとに管理画面でアクセスできるページを変更することができるので、担当者の業務によって、アクセス権を制限するといった運用が可能になります。

そして、スタンダードプランの注目点がレポート機能の充実です。スタンダードプランが提供しているプロフェッショナルレポートには、「売上レポート」や完全版の「マーケティングレポート」、「利益レポート」などが含まれており、ベーシックプランと比較するとより詳細なストア分析が可能になります。データに基づいてショップの運用をしていきたいという方には特におすすめです。

プレミアムプランの紹介

プレミアムプランは、Shopifyの中で最も上位に位置するプランです。月額料金は58,500円(年払い44,000円)で、すべての機能がついてきて、決済手数料もShopifyのPlus以外のプランの中では最安です。

また、スタッフアカウントも15人分発行できるので、より大きなチームに特におすすめです。プレミアムプランのみに付与されている機能は、カスタムレポート機能、そして関税と輸入税の計算機能、そして外部サービスの計算済み配送料と呼ばれる送料の自動計算機能(日本では未対応の配送方法が多い)です。

月額料金が高額なので、月商1,000万円以上など、中規模以上のショップでスタッフ数も多い事業者におすすめです。

Shopify Plusの紹介

Shopify Plusとは、上で紹介してきた4つのプランとは異なる、大企業向けのShopifyのプランです。元々Shopifyは中小企業向けのサービスとして生まれましたが、大企業にも満足して使ってもらえるように開発されたプランがShopify Plusです。

価格は$2,300からと高額ですが、高額の中には最先端のECの技術が詰まったプロダクトやサポート体制が含まれており、利用者の中にはこの価格でも安いという声も聞こえてくるくらいです。

Shopify Plusを使用する年商の規模は1億円~1,000億円規模で、規模が大きいショップには専任のマーチャントサクセスマネージャーというショップと伴走してくれる担当者がつきます。日本にも日本損のマーチャントサクセスマネージャーが在籍しているので安心ですね。

最近は、B2Bにも力を入れており、B2B on Shopifyという通常のECサイトでB2B向けのサイトもオープンできる新機能をShopify Plus向けに公開しました。

大企業がShopify Plusを使うべき理由のひとつに、アクセス耐性の強さがあります。Shopify Plus上でフラッシュセールなどの大規模な負荷がかかるイベントを行うときは、事前にShopifyの担当者に連絡することでより強固なサーバーを用意してくれます。通常時のShopifyのサーバーの強さは良く知られているところですが、Shopify Plusではさらに大規模なトラフィックにも耐えられるようになっています。

Shopify Plusについて詳しくはこちらの記事もご覧ください。

ショップに合ったShopifyのプランを使おう

Shopifyには様々なプランがありますが、なるべく固定費を下げたい方はスタータープランを、とりあえずShopifyを使ってみたい方はベーシックプランを使うというような考え方で問題はありません。しかし、ショップが成長してきたり、ある程度の売上が見えてきた場合は、自社の運用状況や、必要な機能を考えてプランを選択しましょう。Shopifyではいつでもプランをアップグレード・ダウングレード可能なので、プランを変更後に違うなと感じたら元に戻せるのは大きな強みです。

Shopifyは料金プランを選択しなければ、実際に商品を販売することができないのですが、プランを選択する際にはぜひ本記事を参考にして選んでみてください。なお、Shopifyをより詳しく知りたい方はこちらのShopifyの事例の記事も参考になるかと思います。

また、実際にプランを選んだ後は、こちらのShopifyの使い方に関する記事や、Shopifyの配送を詳しく解説している記事もご覧ください。

 

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