Shopifyお気に入り機能の実装方法とは?おすすめのアプリ紹介

Shopifyアプリ

2025-07-21 22:46:09

「Shopifyにお気に入り機能を追加する方法は?」「そもそも必要なの?」と疑問に思っていませんか?

商品を気軽に保存・再確認できるお気に入り(ウィッシュリスト)機能は、ユーザーの再訪問や購入率アップに大きく貢献する重要な仕組みです。

本記事では、Shopifyでお気に入り機能を導入する方法や導入するメリットなどを詳しく解説します。

目次

Shopifyお気に入り機能(ウィッシュリスト)とは

Shopifyにお気に入り機能を利用するメリット

Shopifyにお気に入り機能を導入する方法

おすすめのShopifyお気に入り機能アプリ6選

Shopifyお気に入り機能アプリを選ぶときのポイント

Shopifyのお気に入りに関するQ&A

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Shopifyお気に入り機能(ウィッシュリスト)とは

Shopifyのお気に入り機能(ウィッシュリスト)とは、ストアを訪れたユーザーが関心を持った商品を自分だけのリストに追加・管理できる仕組みです。

Shopify以外のECサイトでも利用されている機能で、「お気に入りリスト」「欲しいものリスト」といわれることもあります。

Shopifyにお気に入り機能を利用するメリット

Shopifyにお気に入り機能(ウィッシュリスト)の導入で得られる主なメリットは次のとおりです。

  • 再訪問・回遊を促進
  • 購入率をアップ
  • 人気商品の分析に活用
  • 効果的な再アプローチ
  • ギフト・拡散による集客

それぞれのメリットを詳しく解説します。

再訪問・回遊を促進

お気に入り機能は、商品の購入を検討中のユーザーを再度ストアに呼び戻す有効な手段です。

多くのユーザーは購入を即決せず、比較・検討に時間をかけます。気になる商品をリスト化しておけることで、後日改めて確認しやすくなり、再訪問や購入の促進につながります。

さらに、お気に入りリストの作成によってストア内を回遊する動機が生まれ、滞在時間やページ閲覧数の増加を通じてエンゲージメント向上にも貢献します。

購入率をアップ

お気に入り機能は、検討中の商品を可視化・保存することで、スムーズな購入行動を後押しします。

特に商品点数の多いストアでは、目当ての商品を再訪時にすぐ見つけられるため、離脱による機会損失を防げます。

また、お気に入りリストを利用することで買い忘れを防げる他、関連商品をまとめて購入する導線づくりにもつながり、結果として購入率の向上が期待できます。

人気商品の分析に活用

お気に入りに登録された商品データは、顧客ニーズや市場の傾向を読み解く上で有用です。

デザインや価格帯、カテゴリーごとの人気傾向を把握することで、新商品の企画や既存商品の改善に役立ちます。

加えて、登録数は多いのに購入されていない商品があれば、価格設定や商品説明、画像の訴求力などに課題があると判断でき、改善につなげられます。

効果的な再アプローチ

お気に入り機能は、購入を迷っているユーザーへの再アプローチにも適しています。

リストに登録されている商品は、ユーザーの関心が高い証拠です。この情報を活用すれば、「値下げ通知」や「在庫残りわずかのお知らせ」といった個別通知を通じて、関心度の高い層に直接アプローチできます。

こうしたターゲティング型のメッセージは、一般的な一斉配信よりも高い成果が見込めます。

ギフト・拡散による集客

共有機能を備えたテーマやアプリもあり、ユーザーが自分の欲しい商品リストを友人・家族・SNSでシェアできる仕組みを提供できます。

特に誕生日やホリデーシーズンなどのギフト需要期には、「欲しいものリスト」として活用されることで、贈る側の購買行動を促進できます。

併せてストア自体の認知拡大・集客効果も期待できます。

Shopifyにお気に入り機能を導入する方法

Shopifyにお気に入り機能を導入する主な方法は、次のとおりです。

  • お気に入り機能があるテーマを利用する
  • コードを編集してカスタマイズする
  • アプリを利用する

それぞれを分かりやすく解説します。

Shopifyのテーマを利用する

まず、お気に入り機能が標準で備わっているShopifyテーマを選ぶ方法があります。アプリの連携やコード編集を行わずに、簡単に導入できる点が魅力です。

手軽に機能を導入したい場合に適していますが、全てのテーマがお気に入り機能に対応しているわけではないため、事前に機能の有無を確認しておく必要があります。

コードを編集してカスタマイズする

コードを編集することで、お気に入り機能を自由にカスタマイズできます。

例えば、お気に入りリスト追加時のボタンの設置位置やリストの表示方法、ログイン時の動作などを細かく調整できます。自社ストアの仕様にぴったり合った実装が可能です。

ただし、コード編集にはHTMLやCSS、JavaScript、Liquidなどの一定の開発スキルが求められるため、必要に応じて開発者への依頼を検討しましょう。

アプリを利用する

Shopify App Storeにある「お気に入り」関連アプリを使えば、ノーコードで簡単に導入できます。

ボタンのデザインや表示位置、通知設定の他、ユーザーのアクションに関する分析機能が備わっているアプリもあり、マーケティング施策への活用も可能です。

ただし、多くのアプリは有料プランを含むため、費用対効果を見ながら選定することが大切です。

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おすすめのShopifyお気に入り機能アプリ6選

おすすめのShopifyお気に入り機能アプリは、次のとおりです。

  • Swish
  • Froonze VIP Loyalty & Wishlist
  • Swym Wishlist Plus
  • Wishlist Hero
  • Smart Wishlist
  • FAVS Wishlist Bar

それぞれのアプリの特徴を紹介します。

Swish (旧 Wishlist King)

Swish (旧 Wishlist King)

Swishは、Shopify App Storeで高評価を得ているお気に入り機能アプリです。

顧客は買い物中いつでも商品をお気に入りに追加でき、気になるアイテムを後から簡単に確認できます。また、ウィッシュリストの登録データを基に、人気商品の傾向やユーザーの関心を分析でき、販促や商品企画にも活用可能です。

全てのShopifyテーマに自然になじみ、無料のセットアップサポートが付いているため、すぐに導入・運用できます。

料金プランは、月額19ドルの「BASIC SHOPIFY」と月額29ドルの「SHOPIFY」、月額49ドルの「ADVANCED SHOPIFY」、月額99ドルの「SHOPIFY PLUS」があります。全ての有料プランで30日間の無料体験が利用可能です。

Froonze VIP Loyalty & Wishlist

Froonze VIP Loyalty & Wishlist

Froonze VIP Loyalty & Wishlistは、ロイヤリティープログラムとお気に入り機能を一体化したアプリです。

お気に入り機能(ウィッシュリスト機能)は全ページに設置可能です。また、ロイヤルティポイントやVIP制度、紹介機能、POS連携などをまとめて管理でき、在庫・値下げ通知にも対応しています。

メールテンプレートは自由に編集でき、ウィジェットは日本語含む多言語対応です。無料のセットアップサポートもあり、柔軟かつ効率的に運用できます。

料金は、必要な機能だけを選んで支払える柔軟なプラグイン制を採用しています。全ての料金は月額固定で、14日間の無料トライアル終了後から適用されます。

Swym Wishlist Plus

Swym Wishlist Plus

Swym Wishlist Plusは、お気に入り機能に特化した高機能アプリです。

お気に入り登録された商品の在庫切れ・再入荷・値下げ情報を自動で通知し、購入のタイミングを逃しません。また、ウィッシュリストはメールやSNS、SMSなどで簡単に共有でき、ギフト需要や新規流入のきっかけづくりにも効果的です。ゲスト対応やShopifyテーマとのスムーズな統合も魅力です。

料金プランは無料プランの他、月額19.99ドルの「スターター」と59.99ドルの「プロ」、月額99.99ドルの「プレミアムプラン」があります。全ての有料プランで14日間の無料体験が利用可能です。

Wishlist Hero

Wishlist Hero

Wishlist Heroは、通知・共有・分析機能が充実したお気に入り機能アプリです。

商品ページやコレクションページ、クイックビューなどからお気に入りに追加でき、ログインなしでも利用可能です。登録された商品の在庫が少なくなったり、値下げされた際には自動でメール通知を送信します。

KlaviyoやGA4、Meta、TikTokなどのトラッキングツールとも連携でき、コンバージョン改善にも貢献します。多言語・多通貨対応で、テーマへの統合もスムーズです。

料金プランは無料プランの他、月額4ドルの「Silver」と月額17ドルの「Gold Plus」、月額29ドルの「Platinum」があります。全ての有料プランで14日間の無料体験が利用可能です。

Smart Wishlist

Smart Wishlist

Smart Wishlistは、シンプルながらも便利な機能を備えたお気に入り機能アプリです。

ログイン不要でワンクリック追加が可能な他、商品ページやコレクションページ、カート画面などにボタンを表示できます。ゲスト・会員問わず共有リストの作成ができ、複数ストアでの利用も無制限です。

軽量でテーマに干渉しにくく、アンインストール時も安全です。開発者向けAPIも用意されており、拡張性も備えています。

料金プランは月額4.99ドルの「Gold」があり、60日間の無料体験が利用可能です。

FAVS Wishlist Bar

FAVS Wishlist Bar

FAVS Wishlist Barは、スタイリッシュで実用性の高いお気に入り機能を提供するアプリです。

画面上部または下部に固定表示されるバーから、顧客はいつでも商品をお気に入りに追加・確認できます。ゲスト対応のため、ログイン不要で気軽に利用可能です。在庫変動や値下げ時の自動リマインドメールで再訪問を促し、購入率アップにも貢献します。

ブランドカラーに合わせたデザイン調整やUIカスタマイズも可能で、ストアに自然になじみます。使用状況の分析機能も備え、顧客ニーズの把握にも役立ちます。

料金プランは月額9.95の「Monthly」と月額99.50ドルの「YEARLY」があります。いずれの有料プランで90日間の無料体験が利用可能です。

Shopifyお気に入り機能アプリを選ぶときのポイント

お気に入り機能アプリを導入する際に重視すべき点は、次のとおりです。

  • 機能性
  • デザイン・カスタマイズ性
  • コスト・プランの相性
  • サポート体制

それぞれを詳しく解説します。

機能性

お気に入り機能のアプリを選ぶ際は、その機能がどれだけ顧客体験を高め、コンバージョンの向上に貢献するかを重視する必要があります。

単に「お気に入りボタン」があるだけではなく、ユーザーが快適に使える工夫がされているかどうかが重要です。

特に、次のような機能の有無はチェックすべきポイントです。

  • お気に入りリストの共有機能(SNSやメールでの共有)
  • お気に入り登録商品の上限なし(数・種類に制限がない)
  • 追加された商品の傾向を分析できるインサイト機能
  • 値下げや在庫復活の自動メール通知機能

デザイン・カスタマイズ性

お気に入り機能アプリを選ぶ際は、ボタンやリストページのUI(ユーザーインターフェース)をどれだけ柔軟にカスタマイズできるかも重要なポイントです。

ボタンの形状や色、表示テキスト、リストページのレイアウトなどを自由に調整できる柔軟性があるかを確認しましょう。

アプリのデザインが既存のストアテーマやブランドのトーンに自然に溶け込むことで、統一感のあるショッピング体験が生まれ、顧客の信頼獲得にもつながります。

コスト・プランの相性

お気に入り機能のアプリを導入する際には、現在のストア規模や売り上げ、月間訪問者数に対して導入コストが適正かどうかの判断も重要です。

ストアの成長段階に合ったプランを選べば、無駄なコストを抑えつつ、必要な機能を効果的に活用できます。

例えば、小規模ストアであれば、最低限の機能を備えた無料または低価格プランでも十分対応可能です。一方、大規模ストアでは、再入荷通知やパーソナライズ通知、ウィッシュリストの傾向分析などの高度な機能を活用することで、CV率の改善やリピーターの獲得につながります。

サポート体制

お気に入り機能のアプリを安心して運用するためには、サポート体制の充実度も重視すべきです。

導入時や運用中に不明点が発生した際、迅速かつ丁寧な対応が受けられることで、トラブルや設定ミスによる機会損失を防げます。特に非エンジニアにとっては、初期設定や機能の使いこなしをサポートしてくれる体制が大きな安心材料となります。

また、対応言語や問い合わせ方法も重要です。日本語でのサポートが受けられるか、チャット・メール・Zoomなど複数の問い合わせ手段が用意されているかを事前に確認しておくと、導入後の負担を大きく軽減できます。

Shopifyのお気に入りに関するQ&A

最後に、Shopifyのお気に入り機能に関するよくある質問とその回答を紹介します。

顧客がお気に入り登録した商品を確認にはどうすべきか

Shopify標準ではお気に入り機能は備わっていないため、使用しているアプリによって確認方法が異なります。

例えば、「Swym Wishlist Plus」や「Froonze VIP Loyalty & Wishlist」などのアプリを使えば、顧客ごとのお気に入りリストを管理画面で確認できる機能や、CSVでのデータ出力機能が用意されています。

ストア会員機能と連携することで、顧客自身がマイページから確認できます。

お気に入りボタンはカスタムできるのか

多くのウィッシュリストアプリでは、アイコンの種類やテキスト、配置、カラーリングなどをカスタマイズ可能です。

さらに、テーマのコード(Liquid)を編集すれば、より自由度の高いデザイン変更や機能拡張も可能です。

お気に入り機能はゲストユーザー(未ログイン)でも使えるか

アプリによって対応状況は異なりますが、多くのウィッシュリストアプリはゲストユーザーでもお気に入り機能を利用できるよう設計されています。

この場合、ローカルストレージやクッキーを使って一時的に情報を保存します。

ただし、デバイスやブラウザを変えるとお気に入りリストが消える可能性があるため、安定した運用には会員登録とログインを促す設計がおすすめです。

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