Shopifyでは通常機能で商品重量、注文金額、国や都道府県、商品ごとの送料を設定することができます。
しかし、郵便番号や離島によって異なる送料を設定したり、商品に追加した商品タグをトリガーに異なる送料を表示するなどはShopify アプリを使わなければ実現できません。
また、アメリカやカナダではShopify Shippingという、ユーザーなら誰でも送り状を低価格で発行できる公式の機能が管理画面に組み込まれていますが、この機能は日本未対応なので、同じような機能を使用するためにはアプリを使用する必要があります。
そこで、今回は、日本のShopify事業者が送料を設定するのに役立つおすすめアプリを紹介します。複雑な送料を設定したかったり、配送料を安くしたいと考えるShopify マーチャント様におすすめの内容となっています。Shopifyの配送を攻略して、効率的なショップ運営をしましょう。
Shopifyの送料設定に役立つアプリ
配送料カスタム.amp
配送料カスタム.ampは2022年12月に公開された配送アプリです。このアプリを使うことで、通常の送料設定だけではなく、配送先の郵便番号に合わせた送料や、商品に追加した商品タグ、さらには代引きなどの発送方法に応じた送料設定をすることができます。
特に離島配送に関しては、アプリ側であらかじめ郵便番号が指定されているので、ご自身で一個一個打ち込む必要がありません。また、ショップに設定してある配送料金に離島へ配送する注文に関してはアプリの機能で、指定した金額を加算することもできます。仮に通常の配送料のレンジが500円-800円でも離島配達だけには+500円などの金額を追加できます。細かい送料設定を行いたい事業者へ推奨できるアプリです。
料金: $12/月
CustomShip
CustomShipはShopifyのユーザーに長い間利用されているアプリで、日本語で利用できるカナダのアプリです。特徴はなんといっても無料で利用できるところ。決済画面で入力される住所や都道府県、郵便番号、会社名や、商品名や商品SKUなどと、選択した条件を組み合わせることで、よりパーソナライズされた送料を提供することができます。
料金: 無料
プラスシッピング
上記2つのアプリは、複雑な要件の送料を設定するためのアプリですが、Shopifyではインストールするだけで送料を安くするアプリもあります。
それが、「プラスシッピング」です。プラスシッピングでは、申込したユーザー全員に、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便の法人向けの配送料金を特別に提供。発送件数が少なくて、個別運賃が取りづらい事業者も、配送料を安くして送り状を発行することができます。
さらに送り状に関しては、Shopifyの管理画面から直接お支払い&直接印刷が可能です。一度クレジットカードを登録すれば、その後はわざわざ打ち込む必要はありません。そして、なんといっても月額料金が無料!Shopifyマーチャントなら導入しない手はありません。
Shopifyマーチャントだけでなく多くのShopifyパートナーにもご好評いただいている配送の実務に役立つアプリです。
料金: 無料
Shopifyアプリを使って便利に送料を設定しよう
Shopifyにある1万種類以上のアプリの中から送料設定に関するお役立ちアプリをご紹介しました。Shopifyの通常機能で配送設定を詳細に行うのは多少困難ではありますが、アプリを使うことで、より詳細な送料設定が可能となっています。また、プラスシッピングのアプリを使うと、送料を抑えることも可能です。
もし、Shopifyの送料設定方法が分からないという方がいらっしゃったら、ぜひ以下の記事も読んでみてください。2024年版の最新の送料の設定方法をShopifyの管理画面のスクリーンショットつきで紹介しております。